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教育

▼こんな授業! どんなゼミ?

初等教育における実践的な
生活科・総合活動の在り方

高橋 知里/教育学部3年

授業風景:キャンパス内で拾った銀杏の皮むき

 露木和男先生の生活科・総合的学習特論Ⅱは、小学校の生活科・総合活動の教え方や捉え方を学ぶ実践的な授業です。折り紙や化石のレプリカ、押し花アートや木の実のクラフト、万華鏡を作ったり、キャンパス内や近くの公園などに自然観察に出かけたりします。大学生の授業とは考えられないような内容ですが、こういった実践的な作業を通して、小学校教育における生活科・総合活動がどうあるべきかを考えています。

 子どもは実際に自らが体験したり五感をフルに使って学ぶことで、物事に興味を持ち学習意欲を高めることができると思います。露木先生の体験型授業だからこそ、大学生も自らの立場で体験し、子どもたちにどんなことをどのように伝えればよいのかを身をもって学ぶことができるのです。

 露木先生はもともと小学校の理科の教員だった方で、実体験を踏まえ、さまざまな実践的教育法を教えてくださいます。先生の授業は他にも受けているのですが、教科書を使用した机上の学習では気付けない発見が共通してあり、「自分が教員になったらこれ真似しよう」などと思いながらメモを取ります。教員志望の学生にとっては将来に直接つながる学習だと思います。また先生の子どもへの配慮や思いやりを授業内容から感じ、自分自身の初等教育の授業への意識や思いも変えることができました。受講している学生の意識も高く、お互いを高め合える上に少人数なので先生との距離も近く、たくさんのことを一人ひとりが吸収することができます。

 生活科・総合的学習特論Ⅱは小学校の教員を目指す人に履修してもらいたいおすすめの授業です。この授業をきっかけにこれからも小学生が楽しく学べる生活科・総合活動の授業について考えていきたいです。

(提供:早稲田ウィークリー