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▼こんな授業! どんなゼミ?

環境地盤工学(創造理工学部設置科目)

自ら考える土木技術者のあるべき姿

伊藤 大知(いとう・だいち)/創造理工学部3年
篠崎 由梨(しのざき・ゆり)/創造理工学部3年
輿水 康二(こしみず・こうじ)/創造理工学部3年

 環境地盤工学の特徴は、小峯秀雄教授と学生との双方向の議論によって進められることです。受け身の授業ではなく、学生が自ら課題を発見し、問題を解決して学ぶスタイルになっています。特に、この講義では土木工学の中でも主に土を扱う分野である地盤工学という観点から、環境問題についてディベートをします。そうすることによって地盤に関する諸問題に対して、柔軟かつ幅広い視点で物事を捉えることができます。

 例えば、土壌汚染を議題として扱うときは、各学生が住民の立場、会社の立場、土木技術者の立場に立って、解決に向かって議論します。日頃のニュースでは住民の声が大きく報道されていますが、土木技術者としてはどう考え、どう対処するのか。解決策を考える上で、このディベートはとても良い機会になります。

 また、私たちは学生であるとともに、土木技術者の卵でもあります。これからさまざまな問題に対してどのような心構えで向かえば良いのかということについても学べます。住民の命を守るために、物事を曖昧にせずしっかりと丁寧に説明する力も必要になります。そのためには問題の背景を確実に把握しておく必要があります。進んで背景を解明し、それを自らの考えでしっかりと述べる。これを経験できることが環境地盤工学の講義の強みであり、真の土木技術者になるために必要なものであろうと思います。

小峯教授(右から2番目)と学生たち

ディベートする学生たち

(提供:早稲田ウィークリー