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教育

▼こんな授業! どんなゼミ?

「Global Environmental Politics and Policies 51」
(国際教養学部設置授業)

海外大学とTV中継で討論~国際的な環境問題をより多角的に考える~

高橋 陽菜子(たかはし・ひなこ)/国際教養学部 4年

 太田宏先生(国際学術院教授)によるこの授業は、国際的な環境政策について、学生同士のディスカッションや海外の大学との遠隔会議システムによるテレビ中継を通して、より応用的で多角的な視点から学ぶことができます。

 授業は水曜日と金曜日に行われており、曜日によって授業の進め方が異なります。水曜日は、主に環境問題を国際政治の視点から捉え、太田宏先生の講義や学生同士のディスカッションなどにより、自らの考察力を深めます。金曜日は、海外の大学とのテレビ中継を用いて、さまざまな国の講師の方々から、国際的な環境政策についてより応用的で専門的な講義を受けることができます。また、講義の後は講師の方々に直接質問をすることができる機会が設けられており、異国間でのインタラクティブな意見交換が行われています。

金曜日の授業は中国、ハワイ、オーストラリア、サモアの大学とテレビ会議システムでつないで講義が進められます

 私がこの授業を興味深いと思う理由は二つあります。

 一つ目は、テレビ中継によって早稲田にいながらにして海外の大学の授業が受けられる点です。日本だけでなく海外の大学で行われる講義も受けることで、国際的な環境政策について、より多角的な視点を持つことができます。

水曜日の授業は太田宏先生による講義が行われます

 二つ目は、受講生の学習姿勢が積極的で活発なことです。本授業では、通常の講義に加え、学生同士のディスカッションや海外大学との交流など、自らの意見を発信する場が多く設けられています。そして多くの学生は、自ら手を挙げ発言をします。私は彼らの意見を聞き、「そんな考え方もあったのか」と新たな発見をすることが多々ありました。学生同士で学びを分かち合い、彼らから多くの刺激を受けることは、自身の学習に対する姿勢を改めるきっかけとなりました。

 この授業を担当される太田宏先生は、国際政治学の中でも特に環境分野において博識で、学生からの質問にも丁寧に答えてくださります。また、ご自宅で家庭菜園をなさっており、さまざまな種類の野菜を育てていらっしゃることを生き生きとお話しする姿が印象的です。

 私は、この授業を通して、講義中に得た知識を活用し、日常的に耳にする国際政治や環境問題に関するニュースを自分の視点で捉え、考えるようになりました。

(提供:早稲田ウィークリー