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▼こんな授業! どんなゼミ?

「ゼミナールI(メディアと言語の研究)」【社会科学部設置科目】

言葉で人の心をつかむには? 「非言語」の意外な影響力

中野 結香(なかの・ゆか)/社会科学部 4年

 社会科学部の「メディアと言語の研究ゼミ(通称:笹原ゼミ)」では、国字研究の第一人者である笹原宏之教授の下、学部最大級の約80人の学生が「メディアと言語」について研究しています。

 一言で「メディアと言語」と言っても、その領域はとても幅広いものです。マスコミはもちろん、広告や教科書、Webやケータイ、漫画や映画など、これら全てが情報を伝える「メディア」と言えます。さらにそこにはさまざまな書体、ギャル文字に顔文字、略語や若者言葉など、外部に情報を発信するために無くてはならない「言語」があり、何らかの意図や必要性から省略化がなされたり、地域により語尾や読み方が変化したりと形を変えていきました。

 このような「メディアと言語」という大きな研究領域の中で、卒業論文の具体的な研究テーマについては、ゼミ生一人一人興味が異なるため、できるだけ本人のやりたいことが尊重されています。特に人気があるのは、「キャッチコピーなど人の心をつかむ言葉」に関する研究です。

ゼミ中の笹原教授

 私は、「非言語コミュニケーションとメディアリテラシー」について研究しています。コミュニケーションを「言語」と「非言語」の二つに分けた場合、自分が想像していた以上に人の印象など非言語の影響が大きいことに、アンケートや先行研究から気付きました。笹原先生からは、「非言語コミュニケーションの先行研究の英文を翻訳しながら、再度その研究の内容に正確性があるか実証してみるとよい」とアドバイスをいただきました。これから時間をかけながら、資料に向き合って研究を進めていこうと思っています。

グループワークの様子

 笹原ゼミは他のゼミと比べて人数が多いので、男女問わず多くの友人ができるのも魅力です。ゼミ活動では主に、研究の進行状況の発表とグループワークが行われ、他の学生の研究から新しい発見をしたり、さまざまなゼミ生とグループワークを通して話し合える場があります。先生はよく、「ゼミは学生が主役。なるべくゼミ生が中心となって進められるといいですね」とおっしゃってくれていて、大切な仲間との和を尊重し、私たちを見守ってくれているように思います。懇親会やゼミ合宿、OB・OG会などもあり、縦と横のつながりがとても強いゼミです。

ゼミ合宿の集合写真(2列目左から3番目が筆者)。ゼミ合宿では毎年恒例の野球をして親睦を深めています

(提供:早稲田ウィークリー