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高嶌 遥(たかしま・はるか)/スポーツ科学部3年 略歴はこちらから

目指すはバンクーバー! 女子アイスホッケーのFW

高嶌 遥/スポーツ科学部3年

 「カフェでおいしいスィーツを食べながら、ゆったり過ごすことが一番好き!」と話しつつも「予選に向けて体をつくっている最中なので、甘いものはしばらくお預けです」としょんぼりする高嶌さん。そんなかわいらしい姿からは“氷上の格闘技”とも称されるアイスホッケー全日本チームのFWだとは想像できない。

 出身地、苫小牧はスケート競技が盛んな街。なぜフィギュアやスピードスケートではなく、アイスホッケーを選んだのだろう。「父が趣味でアイスホッケーをしていたので、それが妙にかっこよく見えたのかも…」。アイスホッケーを始めた途端、持ち前のスピード力を活かし、シューターとしてぐんぐん伸びていった。とはいえ、女子のアイスホッケー人口は少ない。より力をつけるために、高校時代、アイスホッケー部だった兄(現・慶應義塾大学アイスホッケー部GK)の協力を得て、初の女子部員として入部。入部許可の条件は男子と同じ練習メニューをこなすこと。「何度かくじけそうになりました。でも兄や周りのみんなに迷惑をかけたくなくて、死に物狂いでついていきました。今、思うと黙って見守ってくれたメンバーがいたから頑張れたんだと思う。忘れられない思い出です」

 高みを目指し、練習に打ち込んだ高校時代。アイスホッケーが大好きだからこそ、授業も集中して受けていた。「勉強は授業時間内で消化しようと。練習後は、もうまぶたが自然に落ちてきちゃう(笑)。短期集中型なんです」。文武両道が実践できると思い、本学進学を決意した。「トップアスリート論」や、「スポーツジャーナリズム論」に関心がある高嶌さん。遠征などで国内のみならず、世界各国の仲間に会って話をすることで、得るものが多い、という。「いろいろな選手のプレイスタイルを実際に見るからこそ、わかることがある。本当に勉強になります」

 今は2010年開催の冬季オリンピック最終予選に向けて、練習を重ねる日々だ。「僅差で敗退するようなことは絶対避けたい。強気で攻めていきます」。170cmの長身を活かしたポイントゲッターとして、カナダの氷上で活躍する勇姿が見られることを祈る。

(提供:早稲田ウィークリー

高嶌 遥(たかしま・はるか)/スポーツ科学部3年

1988年北海道生まれ。北海道立苫小牧東高校卒業。スポーツ科学部3年。西武プリンセスラビッツ所属。高校1年、最年少で日本代表に選ばれ世界選手権に出場。翌年、トリノ五輪最終予選にてMVP賞を受賞。昨年は世界選手権にて7位。趣味はカフェめぐり、大好物は喫茶店を経営する祖母の特製カレーライス。