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自転車部チームスプリントインカレ優勝!

岡本 光由/スポーツ科学部4年
工藤 薫/人間科学部4年
澤口 大和/スポーツ科学部2年

 08年8月、全日本大学対抗選手権(インカレ)自転車競技大会男子チームスプリントで優勝し、学生新記録・日本シニア新記録樹立。

 4年生の主将と主務、2年生部員が一丸となって栄光をつかんだチームスプリント。「岡本主将の『伸び伸び方針』が良かった」と主務の工藤さんは振り返る。「部員個々人の意思を尊重してくれて、部全体の士気が上がりました」。「偉そうなことを言えるほどの知識がないから、自主性に任せただけですよ」。岡本さんは謙遜して笑う。本番1カ月前に突然メンバーに選ばれた澤口さんは、「このチームの一員に選ばれたことが本当にうれしかった!」と瞳を輝かせた。互いの信頼の厚さが手に取るように分かる。

 今や全国級の強豪チームである早大自転車部だが、かつては部員の意識も低く、部の機能が滞っていた時期もあった。1年生のころの岡本さんは自身の成績も伸び悩んだこともあり、退部も考えたという。「あのころのどん底状態から今の頂点まで全部味わった。這い上がってきたという思いが結果につながったんだと思います」。工藤さんは「部の体制がどんどん良くなっている」と実感している。「今年は主務として裏方業務でも走り回り、練習との両立でつらいときもありました。監督やOB、仲間の支えに助けられましたね!」

 卒業後はブライダル業界に就職予定の岡本さん。いずれは地元の九州へ店舗拡大することが夢だ。一方工藤さんは「報道を通してスポーツにかかわりたい」とマスコミ業界を選んだ。来年度以降の自転車部は、澤口さんたち後輩に託す。「来年度は最上級生でもなく、下級生という位置づけでもない『3年生』。上も下も客観的に見て部を盛り立てたい」と、澤口さんは意欲を燃やす。

 「自転車競技の魅力は、時速50~60kmのスピードを自力で出せること」と岡本さん。工藤さんも「競技用自転車のかっこよさも、男女問わず心を引きつけられるはず」と続ける。部員の少なさに悩む自転車部の最重要課題は部員確保だが、「少人数でも機能する体制作りを忘れては いけない」と澤口さん。「少しでも興味があったら、ぜひ自転車部をのぞいてみてください!」3人口をそろえて締めくくった。

チームスプリント
 3人1組で全3周のコースを走るタイムトライアルレース。3人が第一走者から順に1列に並んで走り、1周で第一走者が抜け、2周で第二走者が抜けて、最終周の3周目は第三走者だけが残ってゴールを競うというもの。一般的に、第一走者は最初の速度を決めるダッシュ力、第二走者はその速度を維持する持久力、第三走者は最後の粘りの力が必要とされる。

(提供:早稲田ウィークリー

持久力で決めた第三走者

工藤 薫(くどう・かおる)/人間科学部4年

1986年埼玉県生まれ。早稲田実業高等部卒業。人間科学部4年。2007年・08年インカレで男子タンデムスプリント2連覇。08年男子スプリント準優勝。趣味はバス釣り。卒論完成後は奥多摩近辺でのんびり釣りを計画中。卒業後は(株)フジテレビジョンに就職予定。08年度自転車部主務。

スピードダッシュの第一走者

岡本 光由(おかもと・みつよし)/スポーツ科学部4年

1986年熊本県生まれ。九州学院高校卒業。スポーツ科学部4年。2007年、全日本アマチュア選手権ケイリン、スプリント3位。インカレでチームスプリント準優勝。08年、タンデムスプリント優勝。当面の目標は卒業と東京マラソン完走。卒業後はブライダル業界に就職予定。08年度自転車 部主将。

安定感抜群の第二走者

澤口 大和(さわぐち・ひろかず)/スポーツ科学部2年

1988年宮城県生まれ。仙台商業高校卒業。スポーツ科学部2年。1kmタイムトライアルで2007年インカレ8位、08年インカレ5位。08年東日本学生選手権準優勝。趣味は音楽・映画鑑賞。伝統と進歩を大切にし、自転車部をより発展させることが来年度の目標。