早稲田大学の教育・研究・文化を発信 WASEDA ONLINE

RSS

YOMIURI ONLINE

ホーム > 教育 > ぴーぷる

教育

▼ぴーぷる

プロへと続くまっすぐな道

青山 修子 略歴はこちらから

青山 修子/スポーツ科学部4年

 テニス好きだった両親の影響で、ラケットやボールがごく身近にあったという青山さん。「家族旅行のときは、テニス用具を必ず持っていくんです。家族全員でテニスを楽しんでました」。そのため本格的に始めた小学校4年生のころには、すでにしっかりボールが打てるようになっていたという。ただ、「最初はあまり上手くできなくて……力任せにボールを打っていたんです。それで、どうしてもミスが多く、よく負けてました」。だが、試合を数多くやっていく内に、「どうやったら自分に生かすことができるのか。特にダブルスでは、ずっと試行錯誤していました」。そうして、「強い選手がそろっている環境の中、テニスをしたい」との思いから本学に入学。「今は練習メニューをこなせるようになりましたが、最初はついていくだけで精一杯。練習下手なんです」と明るく話す。とはいえ、大学という枠を超え国際大会にも出場するほどの実力をつけた。今年の10月には、多くのプロ選手も参加している楽天ジャパン・オープン・テニス選手権にダブルスで出場。そこで、クルム伊達公子選手とも戦った。「周りをみるとレベルが高い選手ばかり。だから逆に思いっきりプレーできました」。身長153.7cmの小柄な青山さんは、とにかく走る。粘り強くボールをとる。そして堂々のベスト4入りを果たした。

 卒業後はプロとして活動する。「自分がどれだけやれるのか、まだ見えないんです」。今までとは異なり、まずは試合に集中できるような環境を整えていかなければならない。それ以外にも「英語力アップが課題です!」。日本の試合だけではなく、海外で行われる試合を視野に入れているためだ。その中には、もちろん世界4大大会も含まれている。「11月の王座が終わった後は、卒論に追われます」と大学4年生らしい顔を見せながら、「今後は謙虚でありながら、しっかりと自分をもった人になりたい」ときりっとした表情で語ってくれた。プロとして活躍するまでにはさまざまなハードルがあるだろう。しかし、それらを乗り越えていく「しなやかな強さ」を感じた一瞬だった。

(提供:早稲田ウィークリー

青山 修子(あおやま・しゅうこ)/スポーツ科学部4年

1987年大阪府生まれ。日本大学第三高等学校卒業。スポーツ科学部4年。正木宏明ゼミに所属。庭球部女子主将。全日本学生テニスランキング(2009年インカレ終了時点)シングルス・ダブルスともに1位。2008年度全日本学生テニス選手権大会ダブルス優勝。第25回ユニバーシアード競技大会ダブルスにて、初出場ながらも銅メダルを獲得。また、1年生から出場していた全日本大学対抗テニス王座決定試合では4年連続の本学の優勝に貢献している。オフの日は、家でのんびり過ごすことが多いという。