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河津 愛美 略歴はこちらから

やりたいことをやる!
若手お笑い芸人まるこ、早稲田で全力奮闘中!

河津 愛美/文化構想学部3年

 「ヴ、という文字を一番最初に使った人って誰だか知っていますか?」ヴァイオリンとかヘヴィーメタルの表記中にあるヴのことだ。「気になって調べてみたら、日本でいちばん最初にヴを使った人って、福沢諭吉でした!」。聞けば、かの福沢諭吉がドイツ語を翻訳する時にVの発音を表現するために開発した文字だという。好奇心いっぱいのくりくりした目は、日常生活の中で小さなことだけれど“ヴ”のような気になる存在を見逃さない。これがお笑い芸人まるこの原動力なのだ。

 中3の冬『M-1グランプリ』を見て「お笑い芸人になる!」ことを決意。大阪を中心にbaseよしもとなどの若手芸人のためのフリーライブに積極的に参加した。「高校3年間は、芸人活動に明け暮れた生活だったので、成績は低空飛行どころか、墜落寸前というか……」。当時の成績は、偏差値32。大学受験は全敗、浪人確定。「自業自得とはいえ、やっぱり悔しくて……。こうなったら東大に入るしかないな、と」。脅威の集中力で猛勉強を始め、偏差値はみるみる上昇。自己最高記録の73を叩き出すまでになった。浪人中、東大見学のため上京した時“関西圏でも名前が知られている”早稲田と慶應も訪ねることにした。それぞれ3つの大学のキャンパス内で学生に必ずこう尋ねてみた。「この大学って楽しいですか?」。東大では、不審げに見返された。慶應では「遊べるよ!」「就職に有利だよ!」との答えが返ってきた。そして早稲田では「最初に聞いた人が『いやぁ、オレこないだ世界一周したんだよね』って話し始めたので、びっくりしました。それで早稲田、ただものじゃないな……、受験したいな、と思ったんです」。2度目の大学受験、目指す東大は必修科目をうっかり受験し忘れ、不戦敗。「やっちまいました……(笑)。でも、あとは早稲田しかない、と思うと逆にやる気が出ました」。有言実行、本学5学部にみごと合格。その中で、ひときわ目をひいたのは文化構想学部の募集要項のキャッチコピー。“やりたいことをやる、なりたいものになる”。「私もそうしたい!ここに入学する! ……即決でした」。

 学生とお笑い芸人“まるこ”の二足のわらじをはく生活。どっちが本気? と聞かれることもある。「中途半端と思われないように、人より成果をきちんと出さなあかん。そう思って勉強もお笑いも常に全力投球です」。河津さんにとって早稲田での学生生活も、お笑い芸人としての自分もなくてはならない存在。「こんなにいっぺんに吸収してやる! って気持ちになるのは早稲田だからかも」。

 いつでも今がいちばん楽しい、と言える生き方がしたい、と話す河津さん。「もう一度この人に会いたい、と思ってもらえるような存在になるのが夢です」。とびっきりの笑顔で話す河津さんの目は、夢に向かってきらきらと輝いていた。

(提供:早稲田ウィークリー

河津 愛美(かわづ・まなみ)/文化構想学部3年

1988年京都府生まれ。京都府立嵯峨野高等学校卒業。文化構想学部3年。中学3年時に『M-1グランプリ』を見て以来お笑い芸人になることを決意。大阪を中心に活動をスタート、今に至る。現在は松竹芸能株式会社に若手芸人“まるこ”として所属し、日々奮闘中。注目の若手女芸人として初の密着取材を受け、6月15日にTBS「Nスタ」でオンエアされた。特技はそろばん(珠算検定1級)、剣道(初段)、ジグソーパズル(1級)そして大食いが、特に自信あり。大食い経歴としてはラーメン13杯完食、麻婆豆腐4J完食、1kgの米飯と1kgのハンバーグ11分で完食。元祖! 大食い王決定戦にて関東5位。好きなたべものは、やっぱり米。得意料理はガパオと、もちろん麻婆豆腐。

『やればできる子、まるこです!!』~松竹芸能の若手芸人≪まるこ≫のブログ~