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小柳 なつみ 略歴はこちらから

スランプの時こそ、チャンスあり!!
ラクロス部女子副将、勝機を語る

小柳 なつみ/教育学部3年

 高野豆腐というと高野山のある和歌山県の名産品……と思われているが、実は全国シェア98%を占めているのは長野県、ということをご存知だろうか。「そうなんですか! もともとおかずのひとつとして高野豆腐は大好きでしたが、長野の名産と知ってますます好きになるかも(笑)。長野には高野豆腐以外にも果物にお米、おいしいものがたくさんあるんですよ!」。小柳さんの話から、長野の魅力が生き生きと伝わってくる。

 愛してやまない長野を離れ、早稲田に進学した理由は? 「高校時代からコーチングに興味がありまして、いろいろ調べていくうちに早稲田にたどり着きました」。小学校からずーっと続けてきたバスケットボール。高校に入ってからは、練習に明け暮れる日々を過ごしていた。全身でボールの行方を追い、ゴールを目指す日々は楽しかった。けれど「練習することが目的になって、その先が見えないトレーニングって効果があるのか?」という疑問も抱えていた。「スポーツをする上で必要なことは、それぞれの目標を持って臨むことだと思うんです。でも高校までの自分は、練習していることで満足しているような状態でした」。高校のチームは地元の強豪、全国大会の常連チームだった。バスケットの実力を見込まれ、校内推薦もすすめられたが「大学は、ほんとうに勉強したいことが学べる大学へ行こう」と決意。浪人生活を経て、本学教育学部に入学した。「スポーツ選手のスキルコーチングから、教育現場でのコーチングに興味が出てきて。それで教育学部に進学を決めました」。

 晴れて早大生となり、まず考えたのは「やっぱり体を動かしたい」。そして、やるからには「早稲田の名前で日本一を目指したい!」。バスケの経験を活かせて、思いきり走れる団体競技!と選んだのがラクロスだった。「現チームメンバーのほとんどが別の競技経験者で、それぞれ培ったものの長所を活かしていることが最大の強みですね」。ラクロスを始めてからトレーニングに対する意識もがらりと変わった。まず、スランプになった時もあせらなくなった。スランプに陥ったのは、改善点があるからこそ。それなら、無理に練習を重ねるよりは、休みをとって、自分に今、必要なことは何か考えよう! そう判断できるようになった。

 今は、このチームで日本一になるために副将として、どういう形でメンバーに関わっていくべきかを模索中だという。「声の出し方ひとつで、雰囲気が変わる。全員で互いの最大の力を引っ張り出すためには、どんな練習を行うべきか。課題は多いですが、やりがいもあります」。ラクロス部で、気付いたことがある。「メンバーそれぞれにいろいろ影響を受けるように、自身も誰かに影響を与えられるような存在になりたい。その意識は社会でも同じではないだろうか?」。そんな思いから、卒業後は社会そのものに影響を与えることにたずさわる仕事に就きたい、と考えるようになった。「最初は自分の生まれ育った町で活動ができればと思っています。町から市へ、市から県へ、最終的には市政や県政にかかわれる仕事ができるよう、がんばりたいです」。花柄のストールに負けないくらいの明るい笑顔の小柳さん。近い将来、早稲田での経験を活かした女性政治家として、長野で活躍している姿を見られるようになるかもしれない。

(提供:早稲田ウィークリー

小柳 なつみ(こやなぎ・なつみ)/教育学部3年

1988年長野県生まれ。教育学部3年。佐久長聖高等学校、卒業。本学に入学してから始めたラクロスで、2010年度の全日本代表選手に選抜される。本学ラクロス部女子においては副将を務め、8月の関東学生リーグ対抗戦での勝利を目指し練習に励む日々である。大好物は甘いもの、なかでも「和菓子が好きです。あんこ大好き!」。おいしい和菓子を求めてデパ地下めぐりをすることもある。