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ボディビルの大会でワンツーフィニッシュ!
ライバルがいたから達成できた!

梶田 竜嗣/文学部4年
座間 祐輔/創造理工学部4年

 第52回関東学生ボディビル選手権大会(関東大会)、第46回全日本学生ボディビル選手権大会(全日本大会)に早稲田大学バーベルクラブから出場した梶田さんと座間さんは、共に1、2位を争い、早大生として12年ぶりの日本一、20年ぶりとなる優勝・準優勝のワンツーフィニッシュという快挙を成し遂げた。さらに早稲田大学は、関東大会団体の部においても優勝し、大会3連覇という偉業を果たす。躍進する早稲田勢を牽引してきた梶田さん(関東大会2位、全日本大会1位)と座間さん(関東大会1位、全日本大会2位)にボディビルへの思いを語ってもらった。

「早稲田祭2011」で開催した「ミスター早稲田ボディビルコンテスト」にて。 前列右から8番目が梶田さん(エントリーナンバー10)、 2列目右から2番目が座間さん(エントリーナンバー1)

 僕はトレーニングが好きで、なんとなくバーベルクラブに入ったのですが、大学1年生のときに未経験ながら関東大会に出場することになったんです。当然結果は出ませんでしたが、終わったときには、来年も絶対出る! と意気込んでいました」と梶田さん。「バーベルクラブに入ったのは運動習慣をつけることが目的で、当初ボディビルには興味がなく、むしろ偏見を持っていたくらいです。色黒のマッチョマンがパンツ1枚でポーズを決めるおかしな競技だな、なんて(笑)」と座間さん。「でも、ステージに立つ梶田や先輩たちの姿を見ているうちに、不思議と自分も出たい! って思ってたんです」。ボディビルの魅力にハマった2人は、本格的に肉体づくりを始めた。ボディビルは頭脳的なスポーツ。食事量、日々のトレーニングの仕方一つで体が変わっていくので、コツコツと計画的に筋肉をつける必要がある。

モスト・マスキュラーのポージングでお互いに競い合う

 そして迎えた第52回関東大会。梶田さんと座間さんは優勝者を決する最後の2人に残っていた。梶田さんの優勢が予想されていたが、実際に優勝の栄冠を手にしたのは座間さんだ。「自分の予想では4位以内に入るとも思っていなかったので誤審かと思いました」という座間さんに対し、梶田さんは悔しいながらも納得のいく結果だったと話す。「座間は筋肉の状態をピークに合わせてくる天才なんです。数時間前にはムラのあった筋肉でも一番大事な場面では、血管と筋繊維がバリッバリの状態に仕上げてくるんです。並大抵の努力では座間には勝てないと思いました」。それから2週間後の全日本大会に向け、梶田さんはいつも以上にトレーニングに没頭した。全日本大会当日、「梶田の体は異常でした。筋肉がそのまま見えている感じで、正直、気持ち悪かったです(笑)」と座間さん。「関東大会で見せた座間の体に刺激を受けて、2週間必死の思いで仕上げていきました。ボディビルは自分との闘い、とはいっても隣にライバルがいると励みになりますね」と梶田さん。優勝決定の時、再びステージに残った2人。見事、学生日本一の栄冠を勝ち取ったのは、関東大会で悔し涙を飲んだ梶田さんだった。「やりきったので順位はどうでもよかった。でも、やっぱりうれしくて泣いてました。ボディビルは個人競技であると同時に団体競技でもあると思います。座間を含めバーベルクラブの仲間たちがいなかったら優勝はなかったと思います」。準優勝に終わった座間さんは「梶田の優勝は当然の結果です。誰よりも努力していましたから。ライバルが身近にいたから僕もここまで頑張れたのだと思います」。

 2人はこの競技を通して、積み重ねの大切さと目標達成の喜びを学んだという。現在、梶田さんは史上6人目となる全日本大会2連覇に向け、座間さんをはじめバーベルクラブの仲間たちと共にトレーニングに励んでいる。

最も肉体全体を力強く見せるモスト・マスキュラーのポージング

上腕三頭筋を強調するサイドトライセップスのポージング

(提供:早稲田ウィークリー

梶田 竜嗣(かじた・りゅうじ)(左)

1989年岐阜県出身。多治見北高等学校卒業。文学部4年。哲学・宇宙論に興味を持ち、文学部に入る。お気に入りの本は、中島敦の短編小説『山月記』。「暗いやつだと思われそうですが、時々、家で音読するくらい好きです(笑)」。

座間 祐輔(ざま・ゆうすけ)(右)

1990年埼玉県出身。成蹊高等学校卒業。創造理工学部4年。マイペースで温和な性格の努力家。AKB48のファン。「バーベルクラブで出演したFNS歌謡祭で、推しメンの宮澤佐江ちゃんと共演できたのは忘れられない思い出です(笑)」。