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関東学生マーケティング大会で、
守口ゼミ・佐藤班が最優秀賞に!

守口剛ゼミ 佐藤班
佐藤 淳(左)/商学部4年
新井 麻紀(中)/商学部4年
里吉 泰治(右)/商学部4年

 大学でマーケティングを学ぶ学生にとって「関東学生マーケティング大会」は、日々の研究の成果を大勢の前で発表することができる晴れ舞台。「関東10ゼミ討論会」として30年以上にわたり開催されてきた歴史ある大会で、昨年度、商学部の守口剛ゼミ・佐藤班が、見事に最優秀賞を獲得した。

関東学生マーケティング大会には、守口ゼミから佐藤班の他2班が参加。結果発表後、互いの健闘をたたえ合った

 関東地方の12大学53チームが参加し、優勝するには、グループ論文に加え、全3回に及ぶプレゼンテーションを勝ち抜かなければならない。佐藤班は「高級ブランドにおけるセカンドラインの有用性」というテーマで挑み、市場規模が半減した高級ブランド市場を再興するための戦略を描いてみせた。普段のゼミの活動以外にも、関連論文を読みあさり、約1,000人を対象にアンケートを実施。「普段はとてもお茶目。学生が真剣に向き合うと、親身になって応えてくれる」という守口教授の指導の下、6人のメンバーが協同して論文を書き上げ、プレゼンテーションの対策に万全を期した。

 プレゼンの前半部分を担当した里吉さんは、事前の取り組みについて次のように話す。「守口ゼミから大会に参加した他の班の前で中間発表をしたとき、聞き手の反応があまり良くありませんでした。そこで、スクリーンに映る文字を吹き出しにして、“掛け合い漫才”のような形で発表することにしたんです。すると、聞き手の反応がみるみる変わっていきました」。一方、プレゼンの後半を受け持った新井さんは、当日の様子をこう振り返る。「事前に提出した論文は、あまり高い評価をいただけなかったので、プレゼンでの巻き返しを狙いました。300人を超す来場者の多さに緊張しましたが、中間発表のときの様子を収めたビデオを繰り返し見て研究していましたから、自信を持って臨むことができました」。

 同じ目標を共有し、最優秀賞を手にした彼らだが、メンバー全員がサークルや部活動で多忙だったため、「最初はうまくチームをまとめられなかった」とリーダーの佐藤さん。「僕は何事にも突っ走ってしまうタイプなんですが、途中から任せられるところは仲間に任せて、全体の調整役に徹しました。するとメンバーが自主的に動くようになり、個々の長所を引き出すことができた。リーダーってこういうものなのかなと、勉強になりました」。

 リーダーをそばで支えた里吉さんも異なる角度から“リーダー”の在り方について学んだという。「私も代表を務めるサークルの運営に悩むことがあったのですが、佐藤君を見ていると、誰よりも時間と労力を割いて取り組んでいる。仲間を動かすには、そういう熱のある姿勢を見せることが大事なんだとあらためて気付かされました」。彼らがゼミで学んだことは、マーケティングの手法だけではないようだ。

 現在、3人は就職活動の真っ最中。「チームのメンバーで協力し合って一つのことを成し遂げた経験は、私たちの財産です。将来は、消費者の気持ちを大事にできるような仕事に就けたら」と新井さん。今後、社会に出て困難に直面したとき、守口ゼミで得た経験がきっと大きな助けになるだろう。

アンケートに協力してくださった方のご好意を無駄にしないよう、慎重に分析を進めた

(株)ライオンや(株)博報堂などの担当者ら審査員の心をつかんだプレゼン

昨夏、鴨川で行われたゼミ合宿。学生生活のかけがえのない思い出に

(提供:早稲田ウィークリー

佐藤 淳(左)(さとう・じゅん)/商学部4年

 埼玉県出身。早稲田実業学校高等部卒業。サークルは潜水会に所属。沖縄や小笠原の海に潜る日々を送る。

新井 麻紀(中)(あらい・まき)/商学部4年

 埼玉県出身。県立川越女子高等学校卒業。好物はサツマイモ。地元川越の銘菓「いも恋」が特におすすめ!

里吉 泰治(右)(さとよし・たいち)/商学部4年

 栃木県出身。県立宇都宮高等学校卒業。ビール片手に神宮球場でプロ野球観戦するのが至福のとき。