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「LGBT学生センターを早稲田に!」
学生コンペで総長賞を受賞

ダイバーシティ早稲田
逸村 理子/文学部5年
渡邊 翔/国際教養学部4年

 「身体の性別で分けられた中で健康診断を受けるのに抵抗がある」「教授や同級生から差別的な発言を受け傷ついた」─。そんなLGBTの早大生の悩みを拾い上げ、彼らが困難や差別に苦しむことなく学生生活を送ることを目的に、LGBT学生センターの設立を提案した学生団体「ダイバーシティ早稲田」。3月に開催された第3回「Waseda Vision 150 Student Competition」決勝大会にて、最高賞に当たる総長賞を受賞した。

 「一番うれしかったのは、決勝進出した8チームの中で、抜きん出た来場者票を獲得したこと。自分たちの思いが伝わったんだと感激しました」(逸村)。「早稲田大学には、ジェンダーやセクシュアリティーの問題を投げ掛けてくれる先生方がいて、それに響いた私たちがアクションを起こし、コンペでは大学側がその意見にきちんと向き合ってくれた。大学と学生が相互に還元し合う環境にいることを実感しました」(渡邊)。

 この受賞をゴールではなくスタートにしたいという二人。「関心のある学生を巻き込んで、提案を具現化していきます」(渡邊)。「当事者の学生に、『早稲田には共に考えていく人たちがいる』と伝えていきたい」(逸村)と、新たな目標に向けて歩き出す。

※LGBTとは、L=レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシュアル、T=トランスジェンダーの頭文字。日本語では、女性同性愛者、男性同性愛者、両性愛者、 生まれたときに法律的/社会的に割り当てられた性別にとらわれない性別の在り方を持つ人たちのこと。「性的少数者」「性的マイノリティー」ともいう。

(提供:早稲田ウィークリー

逸村 理子(いつむら・さとこ)/文学部5年

愛知県出身。愛知淑徳高等学校卒業。専攻は西洋美術史。

渡邊 翔(わたなべ・しょう)/国際教養学部4年

東京都出身。明法高等学校卒業。任意団体「LGBT Youth Japan」代表。

2014年度に卒業した2名を含む4名で、第3回「Waseda Vision 150 Student Competition」に出場。当事者の声を集めたり、他大学の関係者にヒアリングを行うなど、徹底した情報収集・分析に基づいたプレゼンテーションで総長賞を射止めた。