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▼スタディ・アブロード―世界から早稲田へ―

From Taiwan to Waseda
台湾から早稲田へ

蔡 佩珊/大学院商学研究科 交換留学生(2007年9月~08年8月)

「デジタル音楽市場の分析」が研究テーマ

 台湾の大学卒業後に情報関連技術を開発する会社に勤務した。企業のIT導入やエンジニアの訓練などの業務に就いていたが、「もっと専門分野を体系的に学びたい」と会社を辞めて大学院へ入学し、「デジタル音楽市場の分析」をテーマに研究した。2007年9月から08年8月までは、台湾交通大学初の本学への交換留学生として、商学研究科の根来龍之研究室で経営管理を学んだ。

日本の四季は素晴らしい!

 日本の四季は、春は桜、夏は花火、秋は紅葉、冬は雪などに恵まれ、季節を表現するさまざまな言葉があり、季節感を楽しんでいることが素晴らしいという。時刻表を調べたりインターネットで検索したりするのが大好きな蔡さんは、「青春18きっぷ」を活用して休みごとによく旅行をした。冬には雪の白川郷にも泊まった。「子どものころから家族旅行で日本には何度も来ていますが、どこへ行っても日本人は礼儀正しくルールを守るので、気持ちよく四季を楽しむことができます」

留学生にお薦めのアルバイト

 「留学生寮での生活は、世界中の男女学生と家族のような付き合いができ、とても楽しかった」と語る蔡さん。研究が忙しい大学院の留学生にとって、日本人早大生と親しくなるのは難しいのが現実だ。「私は、今回、『学部の科目登録アルバイト』で、朝から晩まで学部生と一緒に仕事をして、良い友達が何人もできました。学内のアルバイトは学部生と知り合いになるとてもよい機会になるので、留学生におススメです!」

帰国後、台湾での日々

 再びご縁あって、以前の会社で働くことになり、e-Learning産業に関する業務に携わっている。政府の産業促進プロジェクトとして、海外進出する企業の戦略や新規技術の開発などの支援も行う会社で、蔡さんの一層の活躍が期待されるところだ。9月には根来ゼミの海外スタディーツアーとして、ゼミのメンバーが台湾を訪れ、台湾交通大学との学術交流や企業訪問を行うなど、その後も交流が続いている。「戦前から、台湾人の対日感情は悪くないといわれています。日本のアニメやマンガ、ドラマや音楽が若者の間で人気沸騰ですよ!」と語ってくれた蔡さんに、ぜひさらなる交流を深めてほしい。

(提供:早稲田ウィークリー