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▼スタディ・アブロード―世界から早稲田へ―

From America to WASEDA
アメリカからWASEDAへ

チュウ・トンウー/国際情報通信研究科(GITS)修士課程2年

研究室にて

 私はアメリカのカリフォルニア州立大学サンディエゴ校を卒業し、2009年から国際情報通信研究科(GITS)の修士課程に入学した。来日直前まで、日本語を全く話せなかったので、カルチャーショックがあるのではないかと心配した。しかし私の所属する嶋本薫研究室はアメリカをはじめ、中国、韓国、タイ、マダガスカル、ベトナム、メキシコ、カンボジア等からの留学生が在籍し、その多くは自分の母国語だけではなく、日本語と英語も話す事ができた。こうした国際色豊かなゼミのおかげで、コミュニケーションでの不便はほとんどなかった。そればかりか、他国の言語や文化について学べるのはもちろん、さまざまな見方で研究に関する話し合いもできるので、こうした環境が本当に成長の糧になっている。

 嶋本研究室には「無線通信方式」「光無線通信」「超音波通信」「無人機通信」「衛星通信」等といった、さまざまな研究を実践している。私の研究テーマは「人体通信」という分野で、これまでに「指識別方式」「掌識別方式」「手首識別方式」などの研究を重点的に行ってきたが、今後は医療や健康分野への応用にもチャレンジしたいと思っている。

 また、嶋本研究室では研究以外にも毎年数回、小学生を対象にした情報通信に関する子供向けのセミナーを行っている。セミナーでは研究成果を利用したゲーム体験、地デジアンテナの製作等を行っている。特に子供たちと一緒に作ったアンテナで、無事にTV放送画面が映ったときの子供たちの笑顔が忘れられない。研究室では交流を深めるために毎年、多くのパーティも開催される。パーティではカラオケ、留学生による自国のパフォーマンスが恒例だ。このパーティは私を含む多くの留学生にとても好評で、留学生の日本生活において必要不可欠な行事となっている。研究室で最先端の研究に従事し、その一方でさまざまな学生や素晴らしい先生に恵まれたおかげで、私の早稲田での生活は大変充実したものになっている。

小学生へのセミナーの一コマ

恒例の交流パーティにて

(提供:早稲田ウィークリー