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▼スタディ・アブロード―早稲田から世界へ―

伊藤 祥子(いとう・しょうこ)/国際教養学部4年

From Waseda to Australia
早稲田からオーストラリアへ

伊藤 祥子/国際教養学部4年

とにかく英語をしゃべろう

 入学当初からオーストラリア留学を目指していた伊藤さん。2008年9月から「TSAプログラム※」にてオーストラリアのアデレードに1年間留学した。最初の半年は語学学校で英語力向上に集中し、もう半年はアデレード大学でTSAプログラムに沿ったテーマを中心に勉強した。大学でまず苦労したのはディスカッションの授業。「ゼッタイ先手必勝でしゃべろう!そう思い、何とか授業にも食らいつく日々。家でも毎日ABC放送を聞き込みました」。

学外活動こそ学びの場

 だが伊藤さんの真の語学上達法は、学外での活動だった。「とにかく生きた英語を学びたいので、学外ではビーチバレー、テニス、フリスビーなど多彩な活動に参加しました。また、オーストラリアではウェブサイトから簡単に参加できるボランティアがたくさんあるので、環境保全などの活動に10回程参加しました」。更に伊藤さんの留学の特徴のひとつは、回転寿司(=Sushi Train)で半年以上アルバイトをしたことだ。「お客さんとの会話の中で、自然と生の英語も学ぶことができました」。アデレードでは寿司の人気が高く、テイクアウト用のカジュアルな寿司店も多くあるそうだ。また市内にあるAJA(豪日協会)主催の会話カフェにも通い、友人もたくさんできた。「いろいろな機会が身近にあることが、アデレードの魅力です」。

のんびりなのに自己管理はしっかり

 オーストラリア留学の魅力は、なんと言っても「おおらかな雰囲気」に接することができること。「留学前は割とせかせかしていたけれど、もっと余裕を持った考え方が出来るようになりました。いい意味での『適当さ』ですかね(笑)」。アデレードはこじんまりしており、17時頃にはほとんどの店が閉まる。しかし開放的な土地柄や天気の良さ、人の優しさといった風土がプラス思考を育むのだという。「のんびりなのに自己管理が身に付きました。おかげでマーケティングや国際貿易など、新しい分野への関心も高まりました」。海外での暮らしを最大限に生かして「言葉を学ぶ」、そんな伊藤さんに学ぶことは多い。

※TSA(Thematic Studies Abroad)プログラム
学部生を対象とした「テーマに基づいた学習」を中心に、カリキュラムが組み立てられる留学制度。現地大学での授業を補助する、語学向上のためのサポートが多く存在するのが特徴。学生は派遣先大学の学費等およびプログラム開発・運営費(1学年期間10万円)を含む「プログラムフィー」を本学に支払うことによって、本学の学費等が免除される。

(提供:早稲田ウィークリー