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▼スタディ・アブロード―早稲田から世界へ―

鈴木 瑞翔

From WASEDA to France
WASEDAからフランスへ

鈴木 瑞翔/国際教養学部4年 留学先:パリ政治学院

留学先で得た知識は一生使える武器に、出会った友は必ず宝になる

 留学先のパリ政治学院は、社会科学分野における欧州の名門校で、フランス歴代大統領をはじめ、国連や国際通貨基金(IMF)、世界貿易機関(WTO)など国際機関幹部を数多く輩出している高等専門教育機関です。私は同校で公共哲学を基礎に国際政治経済学を勉強しています。クラスは少数精鋭制で、教授陣に政府関係者も多数在籍し、政策決定や外交などを内部的視点で聞くことができるなど、理想的な環境で学んでいます。しかし、その一方で膨大な量の課題が出されるため、毎日リーディングやレポートに苦しめられています(笑)。

 現在はパリ政治学院直属の世界経済グループ(GEM)というシンクタンクに所属しており、世界銀行の元シニアエコノミストである理事長メセルラン教授の下、アジアを中心とした地域経済統合に関して学んでいます。また、同校のジュニアコンサルティング企業にも所属していることから、去年10月には、パリ政治学院の代表としてイギリス、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)主催のストラテジー・マネジメントに関する国際学生会議に参加しました。世界中から厳しい書類選考を通った学生が集まる同会議では、スタンフォードやケンブリッジ、オックスフォードなどの名門校の学生たちと、多国籍企業の組織戦略に関してのケーススタディや議論を通じ、とても刺激的な時間を過ごすことができました。留学が終わる今年の夏には、ブリュッセルにある欧州国際政治経済研究所(ECIPE)で研究助手としてインターンすることが決まり、日・EU経済協力に関して研究をする予定です。

 学生時代は責任や立場にとらわれることが少ないので、積極的に物事に取り組み、思いっきり自分を磨くべきだと信じています。国際化が進む昨今、海外に目を向けることはとても重要であり、そこで得た知識は一生使える武器に、出会った友は必ず宝物になります。留学は自分がその気になれば将来のチャンスをいくらでも広げられる機会。皆さんもぜひ前向きに考えてみてください。

メセルラン教授とともに

ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)の国際学生会議にて

(提供:早稲田ウィークリー