早稲田大学の教育・研究・文化を発信 WASEDA ONLINE

RSS

YOMIURI ONLINE

ホーム > 教育 > スタディ・アブロード―早稲田から世界へ―

教育

▼スタディ・アブロード―早稲田から世界へ―

早稲田からロシアへ

柳澤 実佳(やなぎさわ・みか)/政治経済学部5年

「極寒の地、ロシアで学び感じたこと」

 私は、大学3年次の秋から1年間、ロシアにあるサンクトペテルブルク国立大学に留学していました。現地では、語学中心の授業を取り、語学の資格取得を目標に勉強していました。

 私は父がロシア人、母が日本人のため、度々帰国子女と間違えられますが、日本で生まれ育ち、ロシア語は書くことも話すこともできませんでした。また、学部の授業も日本の政治が中心でした。それでも「日本語と同じようにロシア語も話せるようになりたい」という思いから、留学を目指してアルファベットから勉強し始めました。

 サンクトペテルブルクは「北のベニス」と呼ばれるほど、歴史的な街並みが多く残されています。バレエなどの劇場も多くあり、世界トップレベルの演技を見ることができます。夏は白夜で夜中まで薄明るい日々が続き、冬場は予想どおりの極寒でしたが、今までにない良い経験をしました。

 留学は楽しいことがたくさんありましたが、困難もあり涙を流すこともありました。それでも、世界各国の学生と生涯の友達になれたことは私の財産です。また、ロシア人は人情に厚くて親切な人が多く、留学前に抱いていた「無愛想なロシア人」というイメージも払拭(ふっしょく)されました。

 海外経験のない人にとって、留学は冒険的なことだとは思いますが、留学先には、「今」という時間でしかできないことや感動がたくさん待っています。ぜひ、皆さんにも「今」ならではの経験をしてほしいと思います。

ドイツ人の友人たちに、牛丼を作って振る舞いました。丼物の日本食は、彼らにも人気でした

真夜中に橋が跳ね上がる!?
市内を流れるネバ川には、大きな商船が街の中心部まで何隻も入港します。そのため、商船の行き交う真夜中に、ネバ川に架かる宮殿橋が跳ね上がります。

(提供:早稲田ウィークリー