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王貞治氏「現状に満足せず努力を」

アイク生原&ピーター・オマリー記念銘盤除幕式で講演

学生に人生観を語る王貞治氏

 早稲田大学の推薦校友である王貞治氏(WBC日本代表初代監督、福岡ソフトバンク・ホークス前監督)が1月21日、スポーツ科学部創設を記念して約5年間にわたって開催された「アイク生原&ピーター・オマリー記念スポーツマネジメント講座」の記念銘盤除幕式に参加するため所沢キャンパスを訪問。記念スペシャルトークとして、日米間で野球の橋渡しに尽力した故・アイク生原(生原昭宏)氏の夫人・喜美子さんやロサンゼルス・ドジャースの元オーナー、ピーター・オマリー氏、スポーツ科学部の1年生ら約700人の前で講演し、ホームランにこだわって挑戦し続けた自らの野球観と、現状に満足せず努力を続ける大切さを伝えました。

「王さんとは50年の付き合い。人間として尊敬している」と話すオマリー氏(右)

 早稲田実業学校出身の王氏は「世が世であれば、私もエンジのWの帽子をかぶって早稲田で野球をやるはずだったが、ひょんなことからプロにいくことになり、現在にいたりました」などと、早稲田への愛着を披露。「強く遠くへ大きなホームランを打って、誰にも止められずにホームベースを回りたいという気持ちを持ち続けたことが、私が野球を続けられた理由」と話し、「人生は氷山のようなもの。成功している人も表に見える部分は一部、見えない部分に大きな努力がある。これだけは覚えておいてほしい」と熱心に語りかけ、学生から大きな拍手が沸きあがりました。

 その後、王氏は喜美子夫人、オマリー氏、白井克彦総長、奥島孝康前総長とともに、記念銘盤序幕式に参加。喜美子夫人は「このような素晴らしい記念パネルが早稲田大学に永遠に残され、語り継がれることに生原家として心より御礼申し上げます。ありがとうございました」などと、話しました。

喜美子夫人(左)と銘盤を見つめる王氏

王氏(中央)はワセダベアーを掲げて拍手に答えた

※「アイク生原&ピーター・オマリー記念スポーツマネジメント講座」

 スポーツマネジメントを学ぼうとする意欲のある学生のため、また、ドジャースのオーナー補佐などで日米野球の架け橋となって活躍された本学野球部OBである故・アイク生原氏の功績を称えるため、ロサンゼルス・ドジャースの元オーナー・会長として長らくメジャーリーグや国際野球の発展に寄与されたピーター・オマリー氏のご寄付・ご厚意によりに開設。2003年5月から2008年3月まで全10回にわたって開かれました。

講座に招いた講師(※肩書きは当時)
(1)03年 ピーター・オマリー氏(元ドジャースオーナー)
(2)03年 竹田恆和氏(JOC会長)
(3)04年 トム・ラソーダ氏(ドジャース上級副社長)
(4)05年 川淵三郎氏(日本サッカー協会キャプテン)
(5)05年 小池唯夫氏(パシフィック野球連盟会長)
(6)06年 古田敦也氏(東京アクルトスワローズ プレイング・マネージャー)
(7)06年 水野正人氏(ミズノ株式会社代表取締役会長)
(8)06年 ジョージ・H・W・ブッシュ氏(元アメリカ合衆国大統領)
(9)07年 コリン・パウエル氏(元アメリカ国務長官)
(10)08年 パド・セリグ氏(MLB 第9代コミッショナー)