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東日本大震災復興研究拠点、超党派議員参加の公開シンポ開催
災害時に活躍できる最新鋭国際健康医療支援船建造へ

浅野茂隆所長

 早稲田大学東日本大震災復興研究拠点・先端環境医工科学研究所(所長:浅野茂隆)と早稲田大学先端科学・健康医療融合研究機構(機構長:浅野茂隆)は6月20日、大隈記念講堂小講堂で、大災害時において被災者を救援するための大型病院船建造に向け、病院船建造を推進する超党派議員連盟を迎えた公開シンポジウム「明日見ゆ、日本! 明日見ゆ、早稲田!~最新鋭国際健康医療支援船プロジェクト~」を開催しました。

 民主、自民、公明の各党の議員からなる超党派国会議員らが参加し、あいさつ。こうした医療支援船建造の必要性が長年話し合われてきたにもかかわらず、財政上の問題から見送られてきた経緯が説明され、「今度こそ実現しなければならない」などと決意を表明しました。

 シンポジウムでは、厚生官僚として阪神淡路大震災、中越大地震、スマトラ沖地震、四川大地震などで長年にわたって大災害の被災者対応にあたってきた西山正徳氏や、天児慧・国際学術院教授(アジア太平洋研究科)、神戸大学大学院海事科学研究科長の小田啓二教授らが講演。災害の多いアジアの疾病動向や、国際政治の状況、人材育成の課題、災害支援における船舶の役割などについて報告されました。

 また、浅野茂隆ASMeW機構長は「最新鋭国際健康医療貢献船に期待される多目的機能」と題して講演し、国際健康医療貢献船建造推進のための社会啓発、最新科学・技術融合による船舶モデル・医療機器モデル、主として船舶内で活躍する国際医療人の育成への加担、これらの事業における市民参加による産学官連携の促進、などを掲げた「ASMeW宣言」を披露しました。

 鎌田薫総長は「大学は学問・研究を通じて被災者を救済し、我が国の復興に貢献していくべきだと考えている。病院船は東日本大震災以前から浅野先生が主張されてきた。震災後、その必要性は国民に強く認識されたと思う。このシンポジウムが契機となって、病院船建造が1歩でも2歩でも具体化につながっていくことを期待している」と話しました。

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ASMeWのリリース