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2011国際ロボット展、本学より4団体が出展
睡眠時無呼吸症候群の患者を支援ロボット「じゅくすい君」などを展示

 国内外における産業用・サービスロボットおよび関連機器を一堂に集めて展示公開する2011国際ロボット展が国際展示場で開催され、本学からは、RT交流プラザ(大学や研究機関のロボット技術及びシステムのブース)に、人間科学学術院可部研究室・理工総研産学連携室、理工学術院藤江研究室、理工学術院情報生産システム研究科松丸研究室が出展、特別企画 建設ロボットゾーンに、国土交通省の「住宅・建築関連先導技術開発助成事業」の成果として、理工学術院嘉納研究室・新菱冷熱工業・前田建設工業の共同プロジェクトの成果を出展しました。

 その中で、人間科学学術院の可部研究室からは「じゅくすい君(写真左)」、「toccoちゃん(写真右)」、「PIEROBO」、可部教授を代表とする福祉ロボットコンセプト研究会からは「Orihime(写真下)」等が出展されました。

  「じゅくすい君」は睡眠時無呼吸症候群の患者を支援するロボットで、いびき音や血中酸素濃度から呼吸の状態を感知し、利用者の睡眠姿勢を矯正することによって呼吸の改善を行います。これにより睡眠時無呼吸症候群による身体への悪影響と各種合併症(脳血管障害、高血圧、心筋梗塞、糖尿病など)の軽減に貢献することが想定されるほか、睡眠時無呼吸症候群患者予備群の早期発見とサポートにより、日中の強い眠気による自動車事故、鉄道事故などの重大な業務上ミスを防ぐことに貢献することが期待されます。

 「Orihime」は、「入院や自宅での療養中など、家族や友人と会えない寂しさを癒す」事をテーマとした福祉ロボットで、これまでの電話やビデオ通話とは異なり、離れた場所へOrihimeを持ち込むことで、操作者一人対見知った複数人でのその場の一体感を得る事が出来る他、挙手機能などにより感情表現の幅を拡げることも可能になるものです。これにより、入院した会社の経営者がOrihimeを用いて社員旅行へ同行し会社説明会の実施の実現や、離れた場所から大学の講義を受け、複数人とのディスカッションに参加、東京でのウインドウショッピングで店員とのコミュニケーションを遠方にいながらにして実現するなどの実績を上げています。

 ※12月15日までサイエンスギャラリー(55号館S棟1階)では、国際ロボット展への出展した可部研究室と可部教授の研究会のパネルおよびOrihimeを展示しています。