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シンポジウム「エネルギー問題の短・中・長期展望」開催
建築の超省エネ化と電気・情報との融合を考える

約250名が参加したシンポジウム。エネルギー問題への関心の高さを伺わせた。

講演のあとに行われた総合討論。会場から寄せらえた意見・質問に対して、活発な議論が行われた。

 グローバルな視点から今後のエネルギーの短・中・長期的な展望を考える連続シンポジウム「第2回エネルギー問題の短・中・長期展望」(理工学研究所主催)が19日、「スマートコミュニティとスマートハウス―建築の超省エネ化と電気・情報との融合―」をテーマに西早稲田キャンパス55号館で開かれました。林泰弘教授(先進理工学部電気・情報生命工学科)、田辺新一教授(創造理工学部建築学科)、勝田正文教授(創造理工学部総合機械工学科)、高口洋人准教授(創造理工学部建築学科)ら4名の教員が講演、参加した一般の方や学生ら約250人が熱心に耳を傾けました。

 理工学術院総合研究所所長・中川義英教授(創造理工学部社会環境工学科)の挨拶のあと、4名の教員がそれぞれ講演。林教授は「スマートグリッドへの期待」として、再生可能エネルギー電源の大量導入や電力需要対策を支えるプラットフォームとして東日本大震災以降、飛躍的に注目されている「スマートグリッド(次世代電力網)」への期待と課題について話し、田辺教授は「ゼロエネルギー住宅・ビル(ZEH・ZEB)の近未来」をテーマに、建築を考える上でZEB(ビルディング)/ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)に関する技術や政策動向、ヨーロッパや米国の最新事例などについて語りました。

 また、勝田教授は「本庄スマートシティプロジェクトに見る復興への足掛かり」と題して、分散型エネルギー供給の実験などが埼玉県本庄市で展開されている「本庄スマートエネルギータウンプロジェクト」を説明。高口准教授は「スマートシティで実現するサステイナブルな暮らし」について講演し、「日本という成熟した社会やインフラをどう高度化し、生活を豊かにしていくのかに特化したスマートシティを追求すべきだ」、などと述べました。

 同シンポジウムは電力危機をテーマに2011年7月、第1回を開催。今後は「電力」の問題だけでなく、熱エネルギー利用、エネルギー資源、再生可能エネルギーなどに関する課題についても取り上げ、様々な視点から議論を深めていく予定です。

リンク

早稲田大学理工学研究所

林泰弘 理工学術院教授「スマートグリッドが切り開く未来」(Waseda Online オピニオン 東日本大震災特集)

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