2012年1月 細野豪志・原発担当相「原発運転、40年が原則」
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細野豪志原発担当相は1月23日、東京・内幸町の帝国ホテルで開かれた読売国際経済懇話会(YIES)で講演し、「原子力発電所の運転は40年以上認めないことを原則にする」と改めて強調した。
細野氏は講演で「誤解を生じた部分があったが、明確なのは40年という期限を設けることだ」と述べた。原子炉等規制法改正案に盛り込む原発の運転期間の規定を巡っては、内閣官房が運転40年を超えた原発でも、特例として最長20年まで延長を認めると説明していたが、最長40年が原則で、20年延長が「例外」との認識を示したものだ。
廃炉については、「難しい作業になるが、諸外国のサポートを受けると同時にメード・イン・ジャパン(の技術の活用)にこだわりたい。培った技術は世界の原発の廃炉に生かしたい」と語った。
(2012年1月24日朝刊)
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