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    鯨船行事 本練り最高潮 四日市

    • 豪華けんらんに飾り立てた鯨船(15日午前11時32分、四日市市で)=田坂誠撮影
      豪華けんらんに飾り立てた鯨船(15日午前11時32分、四日市市で)=田坂誠撮影

     捕鯨の様子を再現し、国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に昨年登録された三重県四日市市の「鳥出神社の鯨船くじらぶね行事」(国重要無形民俗文化財)は15日、2日目のクライマックスを迎えた。

     鯨船が同市富田地区を練り歩いた14日の「町練り」に続き、15日は鳥出神社で鯨を仕留める「本練り」。金色の彫刻に鮮やかな幕などで装飾した鯨船(長さ約6メートル、重さ約2トン)が、竹の骨組みに漁網や布をかぶせて作った鯨(全長約5メートル)を追った。追いつめられた鯨が反撃して鯨船が後退したり、躍り上がった鯨を仕留めたりの見せ場では、観客から大きな拍手が湧いた。

    • 大波の中を追う鯨船と激しく逃げ回る鯨
      大波の中を追う鯨船と激しく逃げ回る鯨

     この地区には北島組の神社丸、中島組の神徳丸、南島組の感おう丸、古川町の権現丸の4台の鯨船があり、この日は感應丸と権現丸を同神社に奉納。感應丸を引く役に挑戦したフィンランドの留学生で海星高校2年、アレクシー・エミル・マティアス・ボリネンさん(18)は「重かったけど、すごく楽しかった」と笑顔を見せた。

    2017年08月16日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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