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    柔道に未練残さない 中京学院大中京・進選手

    • 柔道男子団体で果敢に攻める中京学院大中京・進洸希選手(8日、津市で)
      柔道男子団体で果敢に攻める中京学院大中京・進洸希選手(8日、津市で)

    ■高校総体 卒業後は角界「個人戦 力出し切る」

     津市で行われている全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)の柔道男子で、高校卒業後の大相撲入りを決めた中京学院大中京(岐阜県瑞浪市)の進洸希すすむこうき選手(3年)が10日、100キロ超級に出場する。(沢村宜樹、写真も)

     進選手は身長1メートル86、体重140キロ。小さな頃から恵まれた体格で、小学4年から岐阜県池田町の柔道教室に通い始めた。中学校の柔道部は休眠状態で、柔道二段の父、美一よしいちさん(49)が外部コーチとして参加、親子2人きりの柔道部で練習を重ねた。

     本格的に柔道をしたいと中京学院大中京に進学。その時点で身長は1メートル80、体重は120キロあり、評判を聞いて練習を見に来た佐渡ヶ嶽親方(元・関脇琴ノ若)から角界入りを誘われた。「最初は全然興味がなかった」と振り返るが、柔道部の仲間には同じような体格の選手がいなかったこともあり、練習を兼ねて佐渡ヶ嶽部屋を訪れた。力士たちと一緒に稽古をするうちに、「体形も自分に合っているし、ぶつかり合って力を比べる試合も面白い」と思うようになったという。

     2年生の夏には一人で名古屋へ行き、名古屋場所で稽古をしていた佐渡ヶ嶽親方に、「高校を卒業したら、入門させてほしい」と頼み込んだ。美一さんは「本当に驚いた。角界で成功できるのかという不安もあるが、それだけやりたい道なら親としては応援するしかない」と話す。

     昨年の総体は、個人、団体ともに初戦敗退。今総体の団体は2回戦で涙をのんでいる。「個人戦で賞状を狙う。柔道への未練が残らないよう、力を出し切りたい」と意欲を燃やす。

    2018年08月10日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    
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