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    豚コレラ 13養豚場の豚陰性

     岐阜市の養豚場で家畜伝染病のとんコレラが発生した問題で、岐阜県は13日、同市など県内6市2町の計13養豚場が飼育する豚に追加の遺伝子検査を行った結果、全て陰性だったと発表した。13養豚場は、豚コレラが発生した養豚場と同じと畜場や堆肥たいひ場を使っていたが、県は感染の拡大は確認できなかったとしている。

     さらに県は、3日に急死した豚1頭から採取した遺伝子と、弱っていた豚3頭から8日に採取した遺伝子を国が解析した結果、いずれも豚コレラに感染していたことを明らかにした。4頭が陽性だったことから、感染が確定したという。

     13養豚場の豚については、臨床検査や抗体検査で異常はなかったが、県は農林水産省と協議の上、計約1万5000頭のうち計216頭を抽出し、より確実な遺伝子検査を実施した。問題の養豚場で急死した豚1頭は、3日の抗体検査では陰性とされていた。

     一方、岐阜県は13日夜、いずれも岐阜市にある問題の養豚場と堆肥場の地元で、住民説明会を開いた。養豚場近くでの説明会には約100人が参加。養豚場の豚から採取した血液に、豚コレラの陽性反応が出た8月24日頃の状況についての質問に、担当者が「詳細は検証中」と答えると、「細部にわたって説明を。行政はそこまでいい加減なのか」と怒声が上がった。堆肥場近くでの説明会でも「9月9日以前に豚がどう死に、どう対処したのか」などの質問に「調査中」と繰り返すと、「調査が遅すぎる」と厳しい声が相次いだ。

    2018年09月14日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    
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