文字サイズ

    イノシシから豚コレラ 岐阜市

    ■感染養豚場7キロ、死骸

     岐阜市の養豚場で家畜伝染病のとんコレラが発生した問題で、岐阜県は14日、市内で見つかった野生のイノシシの死骸から豚コレラの陽性反応が出たと発表した。見つかったのは養豚場から約7キロ離れた場所で、農林水産省がウイルスの遺伝子検査を行うなどして養豚場での発生との関連を調べている。

     県によると、13日に同市打越の水路でメスのイノシシが死んでいるのが見つかり、県中央家畜保健衛生所で検査した結果、14日に陽性反応が出た。県は「養豚場での発生との関連は不明」としている。同省は14日、全国の都道府県に対し、死んだ野生のイノシシを発見した場合、豚コレラの検査をするよう要請した。

     県は発見場所から半径10キロ以内にある養豚場やイノシシの飼育農家計9か所の立ち入り検査を行い、異常の有無を確認し、1日2回の定期報告も求める。生きたまま捕獲されたイノシシも検査対象とし、各自治体や猟友会に協力を求めた。

     岐阜市によると、市内では8月1~31日、発生元の養豚場から約2~9キロの5か所でイノシシが計6頭死んでいるのが見つかったが、いずれも焼却処分され、豚コレラの検査は行われていない。県によると、イノシシの行動範囲は一般的に約2~3キロ。岐阜県内で昨年捕獲されたイノシシは約1万2000頭に上る。

    2018年09月15日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    
    おすすめ
    読者・投稿