ああ、懐かしの「イタリアンスパゲティ」
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毎年、12月になると、「給食甲子園」というイベントが東京で開かれる。全国各地の


2017年の第12回大会では埼玉県越生町立越生小学校のチームが優勝。町産の梅を使った「越生うめりんつくね」が高い評価を受けた。この給食に限らず、地元でとれた食材を使った給食はどれも魅力的で、お金を出してでも食べたいくらいだ。
15回目となる今年は、新型コロナウイルスの影響で書類選考による実施になるようだ。おいしそうな匂いと活気で満たされる現場がなくて少し残念だけれど、ふるさとを自慢できる給食であることは間違いない。どんな結果が出るのか、とても楽しみにしている。
「給食の歴史」(藤原辰史著)によると、日本では明治時代の1889年、山形県で初めての給食が振る舞われたとされている。お寺の中に作られた私立小学校が、握り飯二つに野菜と魚(塩乾物)というメニューを出していたそうだ。その後、多くの教育者の努力もあって栄養バランスの良い給食は全国に広まっていった。
そして今や、給食でどんなものを食べたのかは郷土自慢のネタに。しかし、私にとっては給食とは決して自慢できるものではない。きっと給食に暗い思いをしている人も多いはず。そんな思いで先を進めてみる。