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ガンプラの今

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社会部デスク 新庄秀規

 新型コロナウイルスの感染拡大の中、私も「巣ごもりの術」を一つ身につけた。プラモデル作りである。

 40代後半の私の世代でプラモデルといえば、ガンプラだ。機動戦士ガンダムというアニメに出てくるロボット(モビルスーツ)のプラモデルのことだ。

 ガンダムの本放送は1979年に始まったが、視聴率がふるわなかったこともあり、当初の予定話数を大きくカットして放送されたことは有名だ。だが、放送終了後に売り出されたガンプラが当時の男子心を直撃し、アニメ作品の再評価にもつながった。ガンプラがなければ、その後のガンダムブームはなかったともいわれる。

横浜市中区の山下ふ頭にお目見えした「動くガンダム」。アニメ「機動戦士ガンダム」の作中設定と同じ高さ約18メートルで再現された(昨年11月30日撮影)
横浜市中区の山下ふ頭にお目見えした「動くガンダム」。アニメ「機動戦士ガンダム」の作中設定と同じ高さ約18メートルで再現された(昨年11月30日撮影)

 子ども時代は、このガンプラをほとんど作ったことがなかった。一度、キットを買ってもらったことはあるが、なかなか完成形にならないことに我慢ができずに途中でほったらかしにしてしまい、結局、模型好きの父親が一人で作ってしまったという記憶がある。

 さて、時は進んで情報化社会。ヒマがあればYouTubeやSNSをのぞきに行く時代になった。そこで目にしたのが、ガンプラ製作にいそしむ大人たちの姿だ。中には、瓶の中でガンプラを組み立てる曲芸もどきもあったりして、とにかく楽しそうなのだ。家電量販店のプラモデル売り場に私が足を向けるまで、そんなに時間はかからなかった。

「動くガンダム」を見ようと、イベント「ガンダム ファクトリー ヨコハマ(GFY)」には多くの人が集まった(昨年12月19日、横浜市中区の山下ふ頭で)
「動くガンダム」を見ようと、イベント「ガンダム ファクトリー ヨコハマ(GFY)」には多くの人が集まった(昨年12月19日、横浜市中区の山下ふ頭で)

 実際に作り始めると、これがおもしろい。「とにかくリアル」。アニメのロボットなのに、こんな表現はどうなのかとは思うけれど、もし現実にガンダムが存在したならば、こんな形になっているだろうという納得感が満ちあふれる。内部構造も楽しめるようになっていて、子どもの頃には理解できなかった「なかなか完成しない楽しみ」も分かるようになった。

 いつの間にか、自宅の机はガンプラ工房に変身。次々と買いそろえた高級工具をどう使いこなそうかと、仕事中に夢想にふけるようになった頃だった。「転売ヤー」の存在に気づいたのは。

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1754236 0 デスクの目~社会部 2021/01/08 15:00:00 2021/01/08 15:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/01/20210101-OYT8I50007-T.jpg?type=thumbnail

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