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マンション価格高騰、リスクは?

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経済部デスク 松原知基

 英語だと思って普段使っている単語には、本来の意味とは異なるものがある。

 「クレーム(claim)」:日本では文句や苦情を言うことだが、本来は「主張する」。クレームをつけるとは、「make a complaint」。

 「ハンドル(handle)」:車の運転席で握るものだが、本来は「取っ手」。車のハンドルは、「steering wheel」。

 調べたらきりがなさそうだが、住居として身近な「マンション(mansion)」もその一つ。本来は「大邸宅」「豪邸」を意味する。英語圏で「マンションに住んでいます」と言うと驚かれるというからご注意。

建設中のタワーマンション。都市部でマンション価格の高騰が続いている。2020年の首都圏の新築マンション発売価格は、バブル期以来の高値水準をつけた(東京都文京区で)
建設中のタワーマンション。都市部でマンション価格の高騰が続いている。2020年の首都圏の新築マンション発売価格は、バブル期以来の高値水準をつけた(東京都文京区で)

 そのマンションの価格が、都市部で高騰している。不動産経済研究所によると、2020年の首都圏の新築マンション発売価格は平均で6083万円だった。バブル期の1990年以来、30年ぶりの6000万円台。近畿圏でも平均4181万円と3年連続で上昇した。

 しかし、どうにも違和感がぬぐえない。

 コロナ禍で経済は大打撃を受けている。昨年7月1日時点の基準地価(住宅地)は、東京圏、大阪圏、名古屋圏で久しぶりに下落に転じた。テレワークの普及で東京都の転出者は転入者を上回り、郊外や地方に居を構える人は増えている。

 さらに、2020年の毎月勤労統計調査(速報)では、働く人の平均賃金(現金給与総額)は月平均で前年比1.2%減と、リーマン・ショック翌年の09年(3.8%減)以来、11年ぶりの下げ幅となった。マンションを買おうと思っている人の懐も寒くなっているはず。

 てっきりマンション価格も下げに転じていると思い込んでいた。

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1846917 0 デスクの目~経済部 2021/02/17 15:00:00 2021/02/17 15:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/02/20210215-OYT8I50009-T.jpg?type=thumbnail

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