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メダル争いでモノを言う人口、経済力…未来を見据え少子化にも注視を

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経済部デスク 五十棲忠史

 熱戦が続く東京五輪も、後半戦に入った。メダル獲得数だけが重要ではないとは思いつつ、どうしても気になってしまう。

 日本のメダル数8月4日正午の時点で36個。金メダルの獲得数は19個。これまでの最多だった1964年の東京五輪、2004年のアテネ五輪の16個を上回った。

 メダルの獲得数を国・地域別で見ると、首位は米国で75個。2位は中国で69個、3位はロシア・オリンピック委員会(ROC)で52個の順となっている。以下、英国(43個)、日本、豪州(34個)、ドイツ(30個)、イタリア(29個)、フランス(24個)、オランダ(22個)、韓国(19個)と続く。オランダ以外、主要20か国・地域(G20)の構成国。国際社会で力を持っている国々が、メダル争いでも存在感を示している。

 五輪でのメダル獲得数を増やすにはどうすればいいのか。素質のある人材をなるべく早い段階で発掘し、粘り強く育成する。これに尽きるだろう。

 となると、人口規模が大きく、資金力のある国が有利となる。米国は、人口規模で世界3位、経済規模で1位。中国は、人口規模は1位、経済規模が2位。両国がメダル獲得数で首位争いをするのは、国力からすれば当然だ。

金メダルを手に笑顔の阿部一二三(左)と詩の兄妹。今回の東京五輪で日本勢が獲得した金メダルの数は過去最多となった
金メダルを手に笑顔の阿部一二三(左)と詩の兄妹。今回の東京五輪で日本勢が獲得した金メダルの数は過去最多となった

 日本は、経済規模が3位で、人口規模は11位。東京五輪でのメダル獲得数6位というポジションは、国の力を考えれば「まずまず妥当な位置」と言える。

 ただ、経済力や人口規模だけで決まらないのがスポーツの面白いところ。経済規模13位、人口規模55位の豪州が、日本とほぼ同数のメダルを獲得しているのは(種目数の多い競泳で数を稼いでいるという事情はあるにせよ)もっと評価されてもいい。

 一方、G20構成国でも、インドやインドネシアなどは振るわない。

クリケットを楽しむインドの若者。インドではクリケットが人気のスポーツだ(ムンバイで)
クリケットを楽しむインドの若者。インドではクリケットが人気のスポーツだ(ムンバイで)

 インドは経済規模6位、人口規模2位の大国だが、メダル獲得数は銀1、銅1の2個に過ぎない。国民的スポーツとされるクリケットが、五輪種目に入っていないこともあり、数を伸ばせないでいる。人口規模や経済力、身体能力の違いに加え、得意種目が五輪競技に採用されているかどうか、国を挙げてスポーツを支援する体制が整っているかどうかが、メダル獲得数を増やすカギを握っているようだ。

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2260636 0 デスクの目~経済部 2021/08/04 15:00:00 2021/08/04 15:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/08/20210803-OYT8I50007-T.jpg?type=thumbnail

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