トランプ氏にクギを刺す役割

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

編集委員室長 内田明憲

米国のナンバー2は誰?

日米首脳会談に臨む小泉首相(左)とジョージ・W・ブッシュ米大統領(肩書はいずれも当時)。小泉首相は、インド洋やイラクに自衛隊を派遣するリスクを取ることで、ブッシュ大統領との関係を盤石にしようと考えた(2004年、米ニューヨークで)
日米首脳会談に臨む小泉首相(左)とジョージ・W・ブッシュ米大統領(肩書はいずれも当時)。小泉首相は、インド洋やイラクに自衛隊を派遣するリスクを取ることで、ブッシュ大統領との関係を盤石にしようと考えた(2004年、米ニューヨークで)

 「米国の最高権力者は大統領。では、2番目はだれか」。小泉政権末期の頃、ある外務省幹部が発した謎かけだ。正解は、副大統領ではない。「その時、大統領に最も近い関係にある人」だそうだ。

 大統領継承順位が1位の副大統領が力を持つのは、大統領が亡くなった時だけ。実際は、圧倒的な力を有する大統領に最も影響力を及ぼせる人こそが、本当のナンバー2――。そんな解説だった。一面の真理ではないか。

 当時、小泉首相とブッシュ大統領の個人的な信頼関係は強固で、日米関係は「戦後最良」と評されていた。小泉首相の影響力のお陰で、日本側にとって対米交渉の苦労は少なかった。

 課長間の交渉が決裂すれば、局長協議へ上げる。合意できなければ、さらに次官、閣僚へ上げる。仮にトップ会談に持ち込まれれば、ブッシュ氏が譲歩する、というのが日米の共通認識なので、米側は途中段階で歩み寄ってきた。在日米軍再編などを担当した複数の政府関係者がそう証言する。

 (ここから先は読者会員のみ見られます。こちらでログイン・会員登録をお願いします)

無断転載禁止
1375631 0 編集委員の目 2020/07/31 10:00:00 2020/07/31 10:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/07/20200728-OYT8I50076-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

アクセスランキング

一緒に読もう新聞コンクール

新着クーポン

NEW
参考画像
ランチでご来店のお客様にジェラートをサービス
NEW
参考画像
600円300円
NEW
参考画像
アクティビティご利用でソフトドリンク1本サービス
NEW
参考画像
ご宿泊のお客様の夕食時に地酒(お銚子)またはソフトドリンク1本サービス

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
発言小町
OTEKOMACHI
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
The Japan News
YOMIURI BRAND STUDIO
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ