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『カムイ伝』より推したい 「白土忍者マンガ」の神髄がここに

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編集委員 石田汗太

・『白土三平自選短編集 忍者マンガの世界』(平凡社)

『白土三平自選短編集 忍者マンガの世界』(平凡社)
『白土三平自選短編集 忍者マンガの世界』(平凡社)

 白土三平というレジェンド的なマンガ家は、今の若い読者からどう見えているのか。ちょっと気になっている。

 最も有名な作品は、「月刊漫画ガロ」(青林堂)に1964~71年に連載された『カムイ伝』第一部(全15巻、小学館文庫など)だろう。しかし、白土さんを知らない読者が、いきなりこの大長編から入ると、最初の数巻で挫折する恐れが強い。何を隠そう、10代の私がそうだったからだ。

 藩の圧政に抵抗するすさまじい農民一揆がクライマックスとなる『カムイ伝』第一部は、連載当時“唯物史観マンガ”とも呼ばれ、60年代後半にピークを迎えた学生運動のバイブルとなった。67年、「いい感じのする日本人」という、大学生を対象とした雑誌アンケートで、白土さんは吉永小百合さんや大江健三郎さんを抜いて1位になったことさえある。それほどの人気だった。

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1449177 0 一押しマンガ 2020/09/03 10:00:00 2020/09/03 10:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/09/20200901-OYT8I50010-T.jpg?type=thumbnail

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