眼鏡の着用でコロナ感染は防げるか?

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編集委員 山口博弥

 新型コロナウイルスの感染急拡大が止まりません。1月22日には国内の1日あたりの新規感染者数が5万4000人を超えて過去最多を更新し、東京、愛知、長崎など13都県では21日から「まん延防止等重点措置」の適用が開始。さらに18道府県に適用する方針も決まり、すでに9日から適用中の3県と合わせて適用地域は計34都道府県になる見通しです。

オミクロンで感染急拡大、3回目のワクチン接種はまだ先

自宅療養者らの対応に追われる東京・品川区保健所の職員ら。日別の感染者数を示す棒グラフは天井まで延びている(1月20日)
自宅療養者らの対応に追われる東京・品川区保健所の職員ら。日別の感染者数を示す棒グラフは天井まで延びている(1月20日)

 変異ウイルスのオミクロンは、ワクチンを2回打った人でも感染する「ブレイクスルー感染」が多いことが分かっています。2回接種でも重症化を防ぐ効果はそれなりにあるようですが、感染しないに越したことはないので、ワクチンの追加接種(3回目接種)を早く受けて安心したい。でも、国民の多くが受けられるようになるまでには、まだ時間がかかりそうです。

 となると、私たちに今できるのは、これまで通り、3密を避け、マスクを正しく着用し、手洗いをしっかり行い、部屋の換気に努めることでしょう。では、ほかにできる対策はないのでしょうか。そこで、今回のテーマはこれです。

 新型コロナウイルスへの感染リスクを減らすために、眼鏡の着用は有効なのか。

 新型コロナウイルスは、口や鼻の粘膜だけでなく、目の粘膜組織である「結膜」からも感染することが分かっています。であるなら、眼球の前に (しゃ)(へい) 物となる眼鏡があれば、ウイルスを含む飛まつが目に入るのを多少は防御したり、ウイルスが付着した指で目を触るのを邪魔したりする効果があるのではないか――。眼鏡男子(?)の私は、そんなことを以前からぼんやりと考えていました。

 日本眼科学会と日本眼科医会は2020年6月、国民向けに情報を公開しました。そこには、こう書いてあります。

 眼鏡やゴーグルを装用すれば新型コロナウイルスの飛入を、ある程度は抑えることができますが、完全ではありません。レンズのない側面や上下の隙間から、ウイルスが侵入する可能性があります。また、眼鏡やゴーグルに触れた手で目をこすってしまうと、かえって感染のリスクを高めてしまうこともあることに注意してください。

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2700675 0 なるほど!医療 2022/01/25 10:00:00 2022/04/21 17:10:52 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/01/20220121-OYT8I50042-T.jpg?type=thumbnail

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