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あるじが住まない首相公邸、危機管理は大丈夫?

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政治部デスク 芳村健次

 就任から1か月半。菅首相の1日の始まりはこんな感じだ。午前6時台に東京・赤坂の衆院議員宿舎を車で出発し、3分ほどで首相官邸に到着。敷地内を40分ほど散歩した後、近くのホテルで経済人らと朝食。その後、官邸に戻って執務にとりかかる。

習近平中国国家主席と初の電話会談を終え、首相公邸前で記者の質問に答える菅首相(9月25日)
習近平中国国家主席と初の電話会談を終え、首相公邸前で記者の質問に答える菅首相(9月25日)

 官邸に隣接する「首相公邸」に住むことも出来るが、今のところ、引っ越す気配はない。1929年に建てられた公邸は、もともと官邸として使われていた。老朽化したため建物を土台ごと動かし、2005年に居住空間を整備して公邸に生まれ変わった。レンガ造りの歴史的な趣は残しつつ、24時間対応可能な執務スペースや茶室を設け、外国要人を迎える機能を併せ持つ優れものだ。

 ところが、歴代首相の評判は必ずしも芳しくない。安倍晋三首相は第1次政権では公邸に住んだものの、第2次政権では東京・渋谷区の私邸から通い続けた。国会で危機管理上の問題を指摘されても、「自宅の方がゆっくり休める。今の形でやっていきたい」とかたくなに拒んだ。

 「公邸には幽霊が出る」。政治記者なら耳にしたことがあるうわさだ。建設から90年を超える公邸は、5・15事件(1932年)、2・26事件(1936年)と血なまぐさい昭和史の舞台となった。正面玄関の欄間のガラスにある小さな穴は2・26事件の弾痕だとされる。

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1594719 0 デスクの目~政治部 2020/11/02 15:00:00 2020/11/02 15:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/10/20201028-OYT8I50008-T.jpg?type=thumbnail

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