読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

「霞が関はブラック職場」…キャリア官僚の人気凋落

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

政治部デスク 芳村健次

 総務省幹部の接待問題では、辞職した山田真貴子内閣広報官が受けた「1人7万4203円」という高額接待が注目を集めた。和牛ステーキや海鮮料理を振る舞われた山田氏は、2月25日の衆院予算委員会で「心の緩みがあった」と釈明した。ところが、辞職後にNTTからの高額接待も発覚し、「緩みどころか、接待漬けだ」と一層批判を招いた。

総務省幹部接待問題を巡り、衆院予算委員会で参考人として答弁する山田真貴子・前内閣広報官(2月25日、国会で)
総務省幹部接待問題を巡り、衆院予算委員会で参考人として答弁する山田真貴子・前内閣広報官(2月25日、国会で)

 官僚接待と言えば、1998年に発覚した「大蔵省接待汚職事件」が思い出される。金融機関から飲食やゴルフなど多額の接待を受け、100人以上の職員が処分された。あれから20年余。「相変わらず官僚は──」とぼやきたくもなるが、若手官僚は「あれは一握りの幹部の話。我々とは別世界です」と反論する。

 キャリアと呼ばれる国家公務員総合職の人気は、(ちょう)(らく)している。2020年度の総合職の申込者は、前年度比3.3%減の1万6730人で、4年連続で減少した。総合職試験を導入した12年度以降、過去最少だ。

 なぜキャリア人気は低下しているのか。要因の一つは、「霞が関はブラック職場」というイメージが世間に浸透したことだろう。元厚生労働省キャリア・千正康裕氏の「ブラック霞が関」(新潮新書)には、政策作りという官僚の本分からかけ離れ、国会対応や大量のコピーなどに追われる姿が赤裸々に描かれている。深夜残業、長時間労働は当たり前。「7:00仕事開始、27:20退庁」という若手官僚の一日は過酷そのものだ。

元厚労省医療政策企画官の千正康裕氏
元厚労省医療政策企画官の千正康裕氏

 内閣人事局によると、19年度に自己都合で退職した20歳代の総合職は87人に上り、13年度の21人から6年間で約4倍に増えた。30歳未満の男性職員の7人に1人が、「3年以内に辞めたい」と回答したというから深刻だ。

残り:498文字/全文:1502文字
読者会員限定記事です
新規登録ですぐ読む(読売新聞ご購読の方)
無断転載・複製を禁じます
1910554 0 デスクの目~政治部 2021/03/15 15:00:00 2021/03/15 15:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/03/20210312-OYT8I50023-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)