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別姓議論きっかけに開く? 自民党の「パンドラの箱」

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政治部デスク 芳村健次

 ここまで自民党が真っ二つに割れるのも珍しい。

「選択的夫婦別姓」か「旧姓の通称使用拡大」か、自民党内の議論は分かれている
「選択的夫婦別姓」か「旧姓の通称使用拡大」か、自民党内の議論は分かれている

 4月2日、党本部で開かれた「選択的夫婦別姓」に関するワーキングチーム(WT)の初会合は、賛否両論が飛び交った。慎重派が「家族の根幹に関わる」と訴え、旧姓の通称使用拡大に取り組むべきだと主張すれば、推進派は「通称使用の拡大だけでは解決できない」と反論。議論は熱を帯び、会合は1時間半に及んだ。発言した23人の賛否は、ほぼ拮抗(きっこう)した。

 初会合に先立ち、両派は前哨戦を繰り広げた。

 推進派は3月25日、「選択的夫婦別氏制度を早期に実現する議員連盟」を発足させた。約100人が入会し、初会合には66人の議員が出席した。負けじと、慎重派は「婚姻前の氏の通称使用拡大・周知を促進する議員連盟」を4月1日に発足させた。約150人が入会し、設立総会には88人が集まった。推進議連の会長は浜田靖一・元防衛相、慎重派の呼びかけ人代表は中曽根弘文・元外相と、ともに大物が名を連ねた。

選択的夫婦別姓を検討する自民党ワーキングチームの初会合であいさつする石原伸晃・元経済再生相(4月2日)
選択的夫婦別姓を検討する自民党ワーキングチームの初会合であいさつする石原伸晃・元経済再生相(4月2日)

 自民党内ではこれまで、選択的夫婦別姓は慎重派が優勢だった。野党時代の2010年参院選では、公約に夫婦別姓への反対を明記したほどだ。12年に保守色の強い安倍政権が誕生すると、推進派の声は一層、下火になった。

 ところが、情勢は大きく変わった。女性の社会進出が進む中、選択的夫婦別姓を求める声は日増しに高まっている。立憲民主党は、女性や若者を意識し、秋までに行われる衆院選の公約に、選択的夫婦別姓導入を掲げる方針だ。野党だけではない。与党・公明党も導入に前向きで、自民党は「孤立」している。WTで議論を始めたのは、「自民党は旧態依然のまま」という批判を避けるためだ。

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1979031 0 デスクの目~政治部 2021/04/12 15:00:00 2021/04/12 15:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210409-OYT8I50026-T.jpg?type=thumbnail

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