苦境の劇団四季が新たな一歩 「ロボット・イン・ザ・ガーデン」開幕

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編集委員 祐成秀樹

 新型コロナウイルスの感染拡大による長期の公演中止で、日本最大の劇団・劇団四季も大きな打撃を受けましたが、7月中旬に劇場を再開した後は、元気を取り戻しています。10月3日には待望の新作「ロボット・イン・ザ・ガーデン」が東京の自由劇場で開幕しました。四季の今後を占う大きな挑戦です。そこで、今回は「ロボット・イン・ザ・ガーデン(以下、RIG)」にスポットライトを当てます。

海外ミュージカルだけではない

ベン役の田辺真也さん(左)とタング=写真・阿部章仁
ベン役の田辺真也さん(左)とタング=写真・阿部章仁

 劇団四季と聞いて、「キャッツ」や「マンマ・ミーア!」「アラジン」など華やかな海外ミュージカルを思い浮かべる人は多いでしょう。しかしながら実は、1964年初演の「はだかの王様」を手始めに、「ユタと不思議な仲間たち」「ミュージカル李香蘭」などオリジナルミュージカルの秀作を作り続けています。ただ、この分野の制作は2004年の「ミュージカル南十字星」以降、しばらく止まっていました。

 とはいえ、劇団のレベルアップのためには、スタッフにも俳優にも「何かを作ろう」とする創作意欲が不可欠です。そこで、14年に創設者の演出家・浅利慶太さんの後に社長になった吉田智誉樹(ちよき)さんは、就任早々から「オリジナル作品の創出」を目標に掲げました。18年には、オリジナル作品を開発する部署を設置。昨年、新作ファミリーミュージカル「カモメに飛ぶことを教えた猫」を発表しています。

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1566010 0 スポットライト 2020/10/22 10:00:00 2020/10/22 10:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/10/20201020-OYT8I50068-T.jpg?type=thumbnail

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