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竹内涼真が17歳、平方元基が悩める成功者…「人生をやり直せたら」舞台はハマる!

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編集委員 祐成秀樹

 「人生をやり直せたら」。誰でも一度は考えたことはあるでしょうが、絶対にかなわないことです。5月は、そんな永遠の願望を反映したミュージカルが2本上演されました。荒削りながらもエネルギーあふれる「17 AGAIN(セブンティーン・アゲイン)」と、完成度の高い名作「メリリー・ウィー・ロール・アロング」です。タイプは違いますが、普遍的なテーマを扱っているだけに、思いっきり感情移入できました。今回は、この2本にスポットライトを当てます。

マイクはハイスクールのヒーローだった 写真・宮川舞子
マイクはハイスクールのヒーローだった 写真・宮川舞子

 「17 AGAIN」は、2009年に公開された同名映画のミュージカル版。米国のマルコ・ペネットさんの脚本、アラン・ザッカリーさん&マイケル・ウェイナーさんが作曲・作詞を手掛け、谷賢一さんが演出しました。制作はホリプロで今回が世界初演です。

 個人的には「どストライク」でしたが、見る前は、さほど期待していませんでした。テレビドラマで人気の竹内涼真さんの初舞台で主演することが話題で、チラシは、フレッシュな竹内さんのビジュアルが印象的。彼のファンでないと厳しいのかなあと思ったのです。

中年・竹内涼真のお腹に共感

 冒頭は青春モノのトーン。ケネディ高校のスター・マイクを演じる竹内さんがバスケットボールの試合で躍動し、恋人スカーレット(ソニンさん)の妊娠を知るや全てを捨てて結婚を決意します。ただ、次の場面で、一気にツボにはまりました。35歳になったマイクがくたびれた中年男として登場したのです。地味なジャケットを羽織ってお(なか)がポッコリ。「あれ、僕って、こんなお腹しているんじゃない?」と、自分と重なって見えたのです。

 マイクは職探しがうまくいかず、子供のマギー(桜井日奈子さん)とアレックス(福澤希空さん)に冷たくされ、妻から離婚を切り出される。困り果てて、母校に行くと、不思議な力を持つ校務員さんから「願いをかなえるのは不可能じゃない」と言われ、ハイスクールのヒーローだった17歳の姿に戻る。要はこの舞台は、見かけはカッコイイ17歳だが中身はオヤジのマイクが、壊れかけた家族を修復するために奮闘する物語。オヤジこそ感情移入できるのです。

マイクは35歳になるとくたびれた中年男に 写真・宮川舞子
マイクは35歳になるとくたびれた中年男に 写真・宮川舞子

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2096003 0 スポットライト 2021/06/03 10:00:00 2021/06/04 11:20:13 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/takeuchi-eye-catch2.jpg?type=thumbnail

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