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竹内涼真が17歳、平方元基が悩める成功者…「人生をやり直せたら」舞台はハマる!

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見た目が17歳、中身が35歳のヤキモキ

 映画では、若者と中年のマイクは別の俳優が演じましたが、舞台では、竹内さんが一人で演じ分けたのが奏功しました。マイクは17歳の外見なのに、子供や妻と接すると、父親や夫としての感情が抑えきれなくなる。そんな心の揺れを歌でつづったり、醸し出す空気感で示したり。複雑で熱い男を、竹内さんがナチュラルに演じたのです。28歳だからできた快演だと思います。

 マイクは、親友ネッド(エハラマサヒロさん)の息子だと偽って母校に入学しますが、そこでマイクは2人の子供の現実を知ります。アレックスはバスケ部の不良にいじめられていますが、マギーは、よりによって、その不良と交際していて家にまで連れ込んでいたのです。その時、ヤキモキする竹内さんの演技は絶品でした。不良とマギーが情熱的にデュエットをしていると「乱入」するように歌い、策を弄して不良を追い返し、マギーに説教をする。客席は大爆笑。同じ状況に直面したら、どの父親だって同じように振る舞うでしょう。

17歳の姿になったマイク(右)は、親友ネッド(左)の子供と偽って母校に入学 写真・宮川舞子
17歳の姿になったマイク(右)は、親友ネッド(左)の子供と偽って母校に入学 写真・宮川舞子

イケメンの面目躍如

 一方、すてきな場面もありました。妻スカーレットが再婚相手を探そうとするので、マイクはここでもヤキモキ。彼女がデートでダンスに誘われていることを知ると、マイクは練習相手を買って出ます。その時、流すのが、スマホに取り込んでいた2人が結婚式の時に踊ったというロマンチックな曲。かくして2人は愛し合っていた頃の思いを取り戻す。ここは、イケメンの竹内さんの面目躍如です。

妻とロマンチックに踊る場面も 写真・宮川舞子
妻とロマンチックに踊る場面も 写真・宮川舞子

 劇中曲はポップなロック調。竹内さんは、こなれた歌い方ではないですが、パッションは伝わってきます。また、エハラさんが存在感を発揮しています。昔はいじめられっ子でも今は事業に成功したというオタク役。元宝塚トップの水夏希さん演じる堅物の校長先生をくどき落とす演技も堂々としていました。

やれば出来る 前向きな気持ちに

 今作のポイントは、主人公が若返るという奇跡は起きても、舞台上で行うのは、懸命に崩壊しかけた家族を立て直すことです。それは、誰でもその気になれば出来ることです。見ているうちに、困難なことに直面しても「やれば出来るのでは」と前向きな気分になれました。東京公演は2021年6月6日まで。池袋の東京建物ブリリアホールで。11~13日兵庫、18~20日佐賀県・鳥栖、26日広島、7月1~11日名古屋と巡演するので、見て元気になってください。

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2096003 0 スポットライト 2021/06/03 10:00:00 2021/06/04 11:20:13 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/takeuchi-eye-catch2.jpg?type=thumbnail

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