ボリショイの喝采にも冷静、妥協しないバレエ愛…牧阿佐美さんの思い出

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集大成の2009年ボリショイ劇場公演

新国立劇場バレエ団公演を告げる看板が掲げられたボリショイ劇場(2009年)
新国立劇場バレエ団公演を告げる看板が掲げられたボリショイ劇場(2009年)

 11年間の芸術監督生活のクライマックスとなったのが、09年のロシアのボリショイ劇場公演でした。日本のバレエ団が、バレエの殿堂から正式招待を受けて大規模公演を行うのは初めて。演目は、牧さん振り付けの「椿姫」。様々な意味での集大成の場だったのです。

 主人公のマルグリット役はダブルキャストで、一人は現地でも人気のスヴェトラーナ・ザハロワさん。もう一人は、無名だった堀口純さん。理由を尋ねると「体のラインがキレイだから。海外ではまずラインが注目される」と説明してくれました。世界のバレエを知り尽くした牧さんならではの判断だったのです。モスクワの観客に日本での知名度は通じませんから、見たままの魅力で引き付けないといけないのです。

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2491690 0 スポットライト 2021/11/04 10:00:00 2021/11/04 11:08:34 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/11/20211101-OYT8I50071-T.jpg?type=thumbnail

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