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    村上春樹氏が辞退の代替賞、女性作家コンデ氏に

    • マリーズ・コンデ氏(ロイター)
      マリーズ・コンデ氏(ロイター)

     【パリ=作田総輝】ノーベル文学賞の代わりに1年限定で設けられた「ニュー・アカデミー文学賞」が、カリブ海のフランス領グアドループ出身の女性作家マリーズ・コンデ氏(81)に贈られることが決まった。スウェーデンの民間団体「ニュー・アカデミー」が12日、発表した。

     コンデ氏は、祖先の故郷であるアフリカを舞台にした歴史小説「セグー」がフランスでベストセラーになり、作家の地位を築いた。魔女裁判にかけられた黒人女性の生涯を描いた「わたしはティチューバ」など、日本で刊行された作品も複数ある。

     ノーベル文学賞の選考を行うスウェーデン・アカデミーは、会員の夫の性的暴行疑惑が発覚したことなどをきっかけに、組織の立て直しを迫られ、今年の受賞者の発表を断念した。

     ニュー・アカデミー文学賞の選考では、村上春樹氏が最終候補の4人に残ったが、村上氏は「執筆活動に専念したい」としてノミネートを辞退していた。

    2018年10月12日 21時42分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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