山崎賢人さんもリピーター…旧校舎でのロケ人気

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

映画「踊ってミタ」のロケで、演技について語り合う岡山さん(左)と、飯塚監督(中央)(18日、栃木県足利市大前町の旧足利西高で)
映画「踊ってミタ」のロケで、演技について語り合う岡山さん(左)と、飯塚監督(中央)(18日、栃木県足利市大前町の旧足利西高で)

 映画やドラマ、ミュージックビデオ(MV)にたびたび登場する栃木県足利市大前町の旧足利西高校。市が「映像のまち推進課」を設けた2014年度以降のロケ作品が、今月撮影を行った映画「踊ってミタ」(20年春公開)で100作品に到達した。都心からの距離や、すぐに撮影に取り掛かれるきれいな管理状態などが製作関係者を引きつけている。

 足利市は、和泉聡市長がロケの誘致などでまちおこしを行う「映像のまち構想」を13年に打ち出し、積極的にロケの受け入れを行っている。09年3月に閉校した旧足利西高もメインのロケ地として盛んに使われ、14年4月から今月18日までに市内で撮影された約250本の映像作品のうち、4割に登場したことになる。

 同課によると、旧足利西高でのロケが人気なのは、足利市が東京から約1時間半と日帰りも可能な距離にあることや、たびたび撮影に使われるため、校舎内がきれいに管理されていることが理由だ。「学校のシーンだけでなく、自然や町並みなど様々なシーンが撮れる環境が周囲にあることも強みの一つ」(担当者)という。

 また、スタッフが、撮影環境の良さから別の作品でも再びロケ場所に選ぶケースが多いのも特徴だ。撮影1作目となったドラマ「水球ヤンキース」に出演した俳優の山崎賢人さん(24)は、5回以上同校を訪れている。「踊ってミタ」の飯塚俊光監督(38)と和田隆プロデューサー(45)、主演の岡山天音あまねさん(24)も、いわゆる「リピーター」だ。

 「踊ってミタ」は、岡山さん演じる主人公がダンス動画を使ってまちおこしに挑むストーリーで、旧足利西高は、登場人物の1人が通う高校として使われる。和田プロデューサーは「足利での撮影は、市の職員が撮影場所の相談に乗ってくれて、スムーズに撮影できる印象。今回のロケ地を飯塚監督と選ぶときも、すぐに『足利で』と意見が一致した」と語った。

 今月18日には、撮影の様子が報道陣に公開され、岡山さんらがはつらつとした演技を見せた。3回目の旧足利西高での撮影という岡山さんは「まるで母校に帰ってきたよう。自分にとっては、青春を何度も繰り返したような思い出の場所」と、感慨深そうに話した。

 ◆経済効果8200万円 18年度 足利市

 足利市が発表した18年度の実績によると、市内での撮影は55作品、スタッフの宿泊費など市への直接的経済効果は8200万円に上った。14年度の1億1100万円に次ぐ実績だった。

 撮影作品の内訳はドラマが21、映画が15、CMなどが13、その他が6で、撮影日数は181日に及んだ。人気ドラマ「今日から俺は!!」が、約2か月にわたって撮影されたことが経済効果を押し上げたという。

 制作会社などからの問い合わせも283件と過去最多で、市は「19年度も撮影件数を維持し、市内でのイベントなどにつなげていきたい」としている。

 県も18年度に県が支援にかかわった作品の撮影実績を発表。撮影件数は37件、直接的経済効果は1億2470万円だった。撮影件数、経済効果ともに前年度より減少した。

 県観光交流課によると、主な支援作品は、映画では「がっこうぐらし!」「七つの会議」「キングダム」など、ドラマは「ハゲタカ」「犬神家の一族」「いだてん」などだった。

無断転載禁止
603481 0 エンタメ・文化 2019/05/26 10:41:00 2019/05/26 10:41:00 2019/05/26 10:41:00 映画「踊ってミタ」のロケで、演技について語り合う岡山さん(左)と、飯塚監督(中央)(5月18日午後4時7分、足利市大前町の旧足利西高で)=内野恵佑撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/05/20190525-OYT1I50077-T.jpg?type=thumbnail

おすすめ記事

アクセスランキング

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
発言小町
OTEKOMACHI
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
The Japan News
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ