ライト建築が世界文化遺産へ…芦屋の旧宅も将来の追加候補に

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 【バクー=佐藤行彦】国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会による世界遺産登録の審議が、アゼルバイジャンの首都バクーで5日から始まる。7日までの日程で、日本の文化遺産候補「百舌鳥もず古市ふるいち古墳群」(大阪府)は、35件の候補のうち15番目に登録の可否が判断される。

 同古墳群は4世紀後半~6世紀前半に、大阪平野南部に築造された。現存する89基のうち、国内最大の前方後円墳、仁徳天皇陵古墳(大山だいせん古墳、長さ486メートル)を含む、4世紀後半~5世紀後半の49基を構成資産として、政府が文化遺産に推薦。今年5月に、ユネスコの諮問機関が「登録」を勧告しており、今回の委員会でも登録が確実視されている。

ヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅)=淀川製鋼所提供
ヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅)=淀川製鋼所提供

フランク・ロイド・ライト建築群 米国外で唯一

 今回の世界遺産委員会では、帝国ホテル旧本館を設計するなど日本とゆかりが深い米国の建築家、フランク・ロイド・ライト(1867~1959年)の建築群も審議され、世界文化遺産への登録が決まる見通しだ。米国が推薦し、落水荘(カウフマン邸)やグッゲンハイム美術館など、いずれも米国内の8物件を構成資産としているが、推薦書には将来の追加登録候補として、兵庫県芦屋市のヨドコウ迎賓館(旧山邑やまむら家住宅)が、米国外の資産で唯一挙げられている。

 酒造家の山邑太左衛門の別邸として1924年に完成、47年に淀川製鋼所の所有となった同迎賓館は、日本の伝統的建築と、直線的な屋根や深いひさしといったライト独自の様式が融合した建築として評価されている。

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673406 0 エンタメ・文化 2019/07/05 05:00:00 2019/07/05 11:02:41 2019/07/05 11:02:41 フランク・ロイド・ライトが設計したヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅)=淀川製鋼所提供 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/07/20190705-OYT1I50015-T.jpg?type=thumbnail

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