パイプを片手に「だいたいやね」…評論家の竹村健一さん死去

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評論家の竹村健一さん
評論家の竹村健一さん

 文筆、テレビで活躍した評論家の竹村健一(たけむら・けんいち)さんが8日午後7時38分、多臓器不全のため東京都内の病院で死去した。89歳だった。告別式は家族で済ませた。喪主は、長男で京都造形芸術大教授の文化人類学者、真一氏。

 大阪府出身。京都大卒業後、フルブライト留学生として、米国の大学で学んだ。英字紙記者を経て、追手門学院大学助教授。1960年代後半、メディア論で知られるカナダの研究者マーシャル・マクルーハンを紹介し、テレビの台頭などの世相に合致したことで大きな反響を呼んだ。

 同大退職後も、政治、経済、外交など幅広い分野で発言。フジテレビの時事討論番組「世相を斬る」では、政治家や財界人と丁々発止のやり取りを繰り広げ、後継番組の「報道2001」なども含め、視聴者に長く親しまれた。ラジオや雑誌などでも活躍していたが、80歳を機に現役を引退、この2年ほどは入退院を繰り返していたという。

 パイプを片手に、関西弁でゆったりと話す個性的なスタイル。「だいたいやね」の口癖で知られた。テレビではピアノもよく披露した。「マクルーハンの世界」「自分の会社を持ちなさい」など、著書多数。

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685889 0 エンタメ・文化 2019/07/11 16:45:00 2019/07/11 21:53:06 2019/07/11 21:53:06 外務省の世界の地域相互理解キャンペーンとしては初めての企画「中南米フェスティバル」に協力した中南米談議で話す評論家の竹村健一さん。竹村さんは、私はいまの日本のちょっとしたオーストラリア・ブームの次に南米ブームが来ると思うと話す。東京本社で。1988年9月22日撮影。同年10月7日朝刊(多様な文化に注目 人間本来の姿が息づく 座談会 中南米特集の顔写真として)掲載。 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/07/20190711-OYT1I50065-T.jpg?type=thumbnail

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