映画監督の大林宣彦さん死去、82歳…「時をかける少女」「転校生」

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大林宣彦さん
大林宣彦さん

 「時をかける少女」「転校生」など、青春映画やファンタジー映画の名作を数多く手がけた、映画監督で文化功労者の大林宣彦(おおばやし・のぶひこ)さんが10日午後7時23分、東京都内の自宅で肺がんのため死去した。82歳だった。告別式は近親者で行い、後日お別れの会を開く予定。

 大林さんは2016年、ステージ4の肺がんで余命宣告を受けたが、映画「花筐/HANAGATAMI」の撮影を敢行。闘病を続けながら、遺作となった「海辺の映画館―キネマの玉手箱」を完成させていた。

 広島県尾道市の医師の家で育ち、戦争中に幼少期を送った。1977年の「HOUSE/ハウス」で商業映画デビュー。「ねらわれた学園」などを監督した後、82年に故郷の尾道を舞台にした「転校生」を発表。尾道のノスタルジックな風景を背景に、「時をかける少女」「さびしんぼう」を撮り、「尾道三部作」として熱心なファンを増やした。大林さんは「ふるさとを愛するのは親を愛するのと同じ」と話していた。

 その後も「異人たちとの夏」「ふたり」「青春デンデケデケデケ」など多くの人に愛される作品を撮った。2011年の東日本大震災後は、「花筐」などの「戦争三部作」で反戦のメッセージを訴え続けた。19年に文化功労者。

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1159623 0 エンタメ・文化 2020/04/11 00:30:00 2020/04/11 01:09:57 2020/04/11 01:09:57 インタビューで臼杵古里映画学校について語る映画作家の大林宣彦監督。東京都世田谷区成城で。2015年2月3日撮影。 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/04/20200411-OYT1I50009-T.jpg?type=thumbnail

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