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マヤ文明の「最古かつ最大の公共建築」発見…紀元前1000年頃の祭祀場

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アグアダ・フェニックス遺跡の3Dイメージ。中央の長方形の遺構が基壇(作図:猪俣健アリゾナ大教授)
アグアダ・フェニックス遺跡の3Dイメージ。中央の長方形の遺構が基壇(作図:猪俣健アリゾナ大教授)
巨大な基壇が見つかったアグアダ・フェニックス遺跡の発掘作業の様子(青山教授撮影)
巨大な基壇が見つかったアグアダ・フェニックス遺跡の発掘作業の様子(青山教授撮影)

 米アリゾナ大、東京大、茨城大、岡山理科大などの国際研究チームは、メキシコ・タバスコ州のマヤ文明のアグアダ・フェニックス遺跡で、紀元前1000年頃に祭祀さいし場などに使われた巨大な基壇(舞台状の広場)を発見した。研究チームは、2500年以上にわたるマヤ文明の中でも「最古かつ最大の公共建築」と説明する。4日、英科学誌ネイチャーで発表された。

 遺跡は現在、草木に覆われた丘となっているが、研究チームは上空からのレーザー測量と発掘調査を行い、南北約1・4キロ、東西約400メートル、高さ約15メートルの基壇を確認した。

 周囲を石で囲い、土を盛り上げて平らにした基壇には、祭祀を行ったことを示すヒスイ製石斧せきふなどが埋納されていた。基壇はその後も増改築が繰り返され、紀元前750年頃まで使われたとみられる。

 研究チームのメンバーは、2013年に中米・グアテマラのセイバル遺跡で紀元前950年頃の公共祭祀建築を発見していたが、今回はそれよりも約50年遡る発見。マヤ文明で定住生活が始まったのは同1200年頃とされ、それから約200年たって巨大な基壇が造られたことになる。

 大きさでも、マヤ文明の特徴である古典期(紀元後250~950年)の神殿ピラミッドなどの規模を上回る。調査に携わった青山和夫・茨城大教授は「基壇を造る大規模な共同作業が、マヤ文明の発展において重要な意味を持っていたのだろう」と分析している。

 ◆マヤ文明=メキシコ南東部からグアテマラ、ホンジュラスなどにかけて興隆した都市文明。文字や暦、天文学を発達させたが、16世紀にスペイン人の征服で破壊された。

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1259012 0 エンタメ・文化 2020/06/04 11:08:00 2020/06/04 15:12:52 2020/06/04 15:12:52 アグアダ・フェニックス遺跡の3Dイメージ。中央の長方形の遺構が基壇(作図:猪俣健アリゾナ大教授) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/06/20200604-OYT1I50026-T.jpg?type=thumbnail

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