読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

「制作側の強要なし」、フジテレビが検証報告…「テラハ」問題

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 フジテレビの番組「テラスハウス」に出演していた女子プロレスラーの木村花さん(22)が亡くなった問題で、フジテレビは31日、番組の制作過程に関する検証報告を公表した。木村さんは、番組内での言動がSNSで中傷されて悩み、自殺を図ったとみられるが、検証報告では「制作側が出演者に対して、言動、感情表現、人間関係等について指示、強要したことは確認されなかった」と、不適切な行為を全面的に否定した。

 検証は、社内の責任者を中心とした内部調査を軸とし、弁護士らも加わった。制作スタッフや出演者ら計27人に聞き取り調査した。

 この問題では、制作スタッフが木村さんに対し、SNSでの炎上を狙って、他の出演者をビンタするよう指示したとの疑いも指摘されている。検証報告では、そうした行為を指示・強要したり、それを聞いたりしたという証言はなかったとした。また、SNSの炎上は視聴率上昇に結びつかないとして「そのような動機を持つことはない」と反論した。

 一方、SNSでの激しい中傷への対応については、「批判的なコメントが出演者にどれほどの心的苦痛を与えているか、しっかりと把握するべきだった」との考えを示した。また、木村さんが精神的に不安定になった後の心のケアについても、専門家への受診を勧めていたなどとしつつ、「ケアの在り方、健康状態についての認識について、結果的に至らぬ点があった」と、反省する見解を明らかにした。

 今回の検証報告は、外部の独立委員による「第三者委員会」によるものではない。フジテレビは検証報告の中で、「かえって適切な証言を得られなくなる可能性もある。内部調査が望ましいと考えた」と理由を説明している。

 木村さんの母、響子さん(43)は読売新聞の取材に、「突然、検証報告が出てきてびっくりした。内々の調査で済ませ、謝罪もなく納得できない。花のために真相の究明を求めていく」と語った。すでに放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会に人権侵害を申し立てている。

無断転載・複製を禁じます
1378575 0 エンタメ・文化 2020/07/31 20:06:00 2020/07/31 21:00:51 2020/07/31 21:00:51

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)