Official髭男dism メジャーデビュー前、下積みの日々(ロング版インタビュー)<2>

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 4人組バンド、Official髭男dism(ヒゲダン)が山陰で結成されたのは2012年。シングル「ノーダウト」でメジャーデビューを果たしたのは18年のことです。急激に知名度が上昇した印象の強いバンドですが、実は、長く、地道な下積み時代がありました。そしてその経験が、バンドの足腰を強くしたようです。(読売新聞文化部 鶴田裕介)

※この記事は、読売新聞朝刊「週刊エンタメ」面で8月1日から4週連続掲載中の「STORY」第2回目インタビューの拡大版です。

Q 藤原さんはデビュー前、山陰で銀行員として働いていました。少しお堅い仕事というイメージがありますが、どうして、就職先に銀行を選んだのですか。

ボーカル、ピアノ、藤原聡さん(以下、藤原) バンドをやるには、やっぱり土日祝日が休みの方がいいですからね。でも結果的には、そこ(銀行)で出会えた人たちから、自分の人生にとって大事なことをたくさん教えてもらいました。今でも応援してくれていますし。

Official髭男dism、2月のパシフィコ横浜でのライブ
Official髭男dism、2月のパシフィコ横浜でのライブ

 とにかく、このバンドを山陰で続けていくために、と考えた結果の銀行員でした。ただ、実際に入ってみると、土日も休みじゃないことが結構ありましたけどね。資格を取るとか、組合の何かに参加するとか、そういうのが結構あったりして。多分、サラリーマンってそういうものでしょうね。

ベース、楢崎誠さん(以下、楢崎) 僕は、バンドを組んだ当初はフリーターをやっていました。大学の教育学部でサックスを専攻していたこともあり、その後、警察の音楽隊に嘱託職員で入り、サックスを吹く仕事と、事務みたいなものをさせてもらっていました。

ドラムス、松浦匡希さん(以下、松浦) 僕はしゃぶしゃぶ屋さんのバイトとか。バイト終わりに練習に入るのがめちゃくちゃキツかったですね。店を閉めて、深夜の1時くらいに集まって。

Q 当時はどのようなバンド活動をしていたのですか。

ギター、小笹大輔さん(以下、小笹) ネットに上げていた曲とかを聴いた音楽事務所から、「このライブに出たらいい」とか、「大阪のライブイベント、出たい?」みたいなあっせんをしてもらえる時期があって。

 その後、「ラブとピースは君の中」(2015年、ミニアルバム)を出すことになり、CDを引っさげて、さとっちゃん(藤原さん)の仕事がない週末に自分たちで車を運転して、全国をライブしにいく、っていう期間が1年くらいありました。

Q インディーズで出した「ラブとピースは君の中」を改めて聴いてみると、このバンドの魅力である独特のドライブ感、キャッチーなメロディーはこの時すでにあったことが分かります。

小笹 そうですね。音楽は、最初からいいものを作っていると思います。

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1395407 0 エンタメ・文化 2020/08/08 05:00:00 2020/08/11 20:12:27 2020/08/11 20:12:27 日本武道館で演奏するOfficial髭男dismの楢崎 Photo by TAKAHIRO TAKINAMI https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/08/20200805-OYT1I50057-T.jpg?type=thumbnail

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