歴史学者の坂野潤治氏が死去、83歳…豊かな想像力と大胆な解釈

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坂野潤治さん
坂野潤治さん

 近代日本政治史の研究で知られた歴史学者で、東大名誉教授の坂野潤治(ばんの・じゅんじ)さんが14日に肺がんで亡くなっていたことが、20日分かった。83歳だった。告別式は近親者で済ませた。喪主は妻、和子さん。

 横浜市生まれ。東大在学中は学生運動で指導的な役割を果たした。卒業後はお茶の水女子大助教授などを経て、東大で教授を務めた。

 明治~昭和初期の政党政治を研究し、藩閥政府と議会の関係を再検討した「明治憲法体制の確立」など多くの著作を発表した。一次資料を駆使しながらも、豊かな想像力と既成の枠組みにとらわれない大胆な歴史解釈によって、明治憲法下で民主的な政治を行おうとする動きがあったことなどを明らかにし、高い評価を受けた。

 「大正政変」「昭和史の決定的瞬間」など一般向けの書籍も精力的に執筆し、1997年に「近代日本の国家構想」で吉野作造賞。

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1563984 0 エンタメ・文化 2020/10/20 22:23:00 2020/10/20 22:23:00 2020/10/20 22:23:00 [生老病死の旅路]用。歴史学者の坂野潤治さん。ばんの・じゅんじ 1937年、神奈川県生まれ。東京大学名誉教授。東京都大田区で。2013年5月8日撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/10/20201020-OYT1I50049-T.jpg?type=thumbnail

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