読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

「鬼滅」1日30回上映、全22巻の大人買い予約も…大きな商機に「全集中」

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 公開中のアニメ映画「劇場版『鬼滅きめつやいば』無限列車編」(外崎春雄監督)が、静岡県内でも爆発的な人気となっている。映画館は1日約30回もの上映スケジュールを組んで大勢の観客を受け入れているほか、原作の漫画本や関連商品も売れている。新型コロナウイルスの影響で娯楽業が苦境にあえぐ中、関係者は大きな商機に「全集中」している。

 

◆1日5000人

 「鬼滅の刃」は、家族を鬼に殺された主人公の少年が、鬼にされた妹を人間に戻すため、仲間と共に敵と戦う物語。10月16日から公開された映画の国内累計興行収入は、わずか17日間で歴代10位となる約158億円に達した。

 静岡市葵区の映画館「シネシティザート」は公開日以降、複数のスクリーンを使い、多い日で約30回、少ない日で約20回作品を上映してきた。通常の人気映画の場合は10回前後で、異例の状況になっている。

 特に週末は多く、感染防止策で左右前後を1席ずつ空けた10月17、18日は1日約4000人、劇場での食事を制限して全席を使った24、25日と31日、11月1日は1日約4000~5000人に上った。「コロナ禍」の中で、映画館全体の10月の観客総数が前年を上回ったという。

 運営会社の担当者は「感染が広がる前の景色が戻ってきてうれしい。これを機に今後も足を運んでほしい」と話した。映画を見た静岡市駿河区、アパレル店員の女性(26)は「感動して泣いている人がたくさんいた。仲間との協力や、家族との絆が描かれていてすごく良かった」と興奮した様子だった。

◆書店では入荷待ち

 ブームの波は県内の本屋や小売店にも押し寄せている。清水町伏見の本屋「TSUTAYA BOOKSTOREサントムーン柿田川店」は店内の目立つ場所に関連書籍を並べる。原作漫画はあまりの売れ行きから、単行本1巻につき1人1冊の購入制限を設けた。特にテレビアニメや映画で描かれた1~8巻が人気で、入荷に2週間かかる巻もある。

 これまでに発売された全22巻を一度に買いたいという予約は20件以上入った。映画後のストーリーが気になる人も多いとみられる。高田英寿店長は「12月にはいよいよ最終巻が発売される。購入したい方には予約をお勧めしています」と話した。

◆市松模様に特需

 布地専門店「江戸ッ子 静岡店」(静岡市葵区)は、「市松模様」「麻の葉文様」といった古典柄の布地を販売している。主人公らが着ている羽織の模様と同じだ。

 鬼滅人気の中、「孫に主人公が着ている柄の法被を作ってあげたい」とする年配者をはじめ、若い男性客などが布地を購入していくケースが相次いでいるという。作品の登場人物が描かれた布地やワッペンも販売しており、売り上げは前年の1・4倍ほどが続いているという。店長の萩原真一郎さん(51)は「ぜひお子さんがキャラクターになりきれる法被を作って家族のコミュニケーションにしてもらいたい」と話している。

「鬼滅グッズ」がずらりと並ぶ売り場(6日、アニメイト静岡パルコで)
「鬼滅グッズ」がずらりと並ぶ売り場(6日、アニメイト静岡パルコで)

 登場人物のキーホルダーや缶バッジなど多数のグッズを扱う「アニメイト静岡パルコ」(静岡市葵区)には、これらを求めて初来店する客が増えている。冨士ふじ隼見店長は「店に赴任して3年になるが、ここまで売り場が大きい作品は珍しい」と驚く。店の入り口には「鬼滅コーナー」に誘導できるようにポップを貼っている。

無断転載・複製を禁じます
スクラップは会員限定です

使い方
1611030 0 サブカル 2020/11/08 20:50:00 2020/12/01 15:48:14 「鬼滅グッズ」がずらりと並ぶ売り場(6日午前9時15分、静岡市葵区の「アニメイト静岡パルコ」で)=青木瞭撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/11/20201108-OYT1I50017-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)